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とんぺー女子の東北大学留学記

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私の合格体験記(12) センター試験本番編

とんぺー女子の東北大学留学記

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私の合格体験記(12) センター試験本番編

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.09.26 

 皆さんこんにちは! そして更新がいきなり滞ってしまってすみません。今回も大学の合宿で福島へ行ってました!(編集部注:そしてそのいただいた原稿のアップもずいぶん遅くなってしまいました。9月10日にもらっています)ここもまたいいところで、大学の部活合宿ならではの充実感が感じられた時間だったので、機会があったら紹介したいと思います。

 

 では、前回の続きで、今回はセンター試験から紹介したいと思います。

 私たちは本当に幸運なことに、センター試験の試験会場が自分たちの高校でした。それなので、駅から徒歩でどれくらいかかるかということは大体把握していました。で、私たちの感覚だと大体15分、ゆっくり歩くなら20分くらいかなあ、くらいでした。しかし、受験票に書いてあった会場までの所要時間は「約10分」。ダッシュしたって厳しいくらいなのに、当日は雪!これを参考にしてギリギリにきた受験生は、落ち着く暇もなくセンターに臨んでいて、とっても大変そうでした。受験勉強自体には全然関係ないし、言うまでもないことだと思いますが、時間には余裕をもって試験に臨むことはやっぱりすごく大事だなと思いました。

 

センター2

 

【写真】センター試験の会場の様子(本文の会場とは関係ありません)

センター

【写真】センター試験数学 解答用紙(見本)

 

 試験会場も関係してか、意外と私も同じ高校の友達も「あっ今日ってセンター本番なんだっけ」くらいの感じで席に着くことができ、オープン模試で慣れていたこともあって、割と緊張を感じないまま試験に臨むことができました。ただ、友達(東大志望でした)が、最後から2教科目の数学ⅠAでマークミスをして号泣していて、最後のⅡBは私もめちゃくちゃ怖かったです。受けている最中に、何度か思考停止してしまったこともありました。

 マークミスをしたその友達は私と同じクラスで、本当に勉強を頑張っていた上に、人間性も素晴らしい子なので、入試の不条理さを切に感じました。(結局、その友達は東大を受験しませんでしたが、それでもトップレベルの国立大学と私立大学に合格し、充実したキャンパスライフを送っているそうです。よかった😌)

 

 センター試験の次の日は学校で自己採点。学校でショックを受けるのが嫌で、家でやってきた、という子も多数おり、教室には微妙な緊張感が流れていました。そして、私は自己採点なんかまったくする気はありませんでした。というのも、結果がどうであろうが志望校をかえるつもりはさらさらないのに、結果がよかったら二次対策で甘えが出てしまうし、悪かったら精神的にやられるし、それでやる気に火をつけるって言ったって、どっちにしろ全力尽くさないと受からないのは変わらないし…と、自己採点するメリットがなさそうだったからです。

 結局、二次対策の方針が立てやすいから、と担任の先生の説得に折れ、自己採点しました。結果は過去最高の得点率(多分84%くらい。今まで偉そうにこの記事を書いてきましたが、実は本番まで8割を超えたことはありませんでした…。)を出し、安心しつつ、一方で少し余裕を感じてしまったことは否めません。正直、今でもやらなくてよかったんじゃないかと思ってます。

 

 あと付け足すと、センター本番1週間前に受けた東進の直前マーク模試では、60%台(確か64%くらい)という過去最低かつ78%がボーダーといわれる東北大文学部受験生にとっては絶望的な得点率をたたき出しましたが、「まあこんなもんか」くらいに構えていたので何とかなりました。直前模試で変に揺さぶられることなく、本番でやらかしちゃったときのリハーサルだと思って精神状態を安定させる方が得策だと思います。

 

 その後、二次試験に向けて赤本を解きまくりました。先生の指導の下、数学は解きなおしをしながら、英語は2008年度のものからさかのぼりながら解いていき、先生方に添削していただきました。国数英ともに10年分くらいは解いたと思います。その際に心がけていたのが、「見直しでわからなかったところはすぐ先生に聞きに行く」ということです。時間がたてば、わかっていたところも忘れて最初から考え直しになってしまうので、常に「思い立ったが吉日」と思って職員室に押しかけていました😊

 二次試験の2週間前と1週間前には、事前に取り寄せておいた代ゼミ(?)の東北大予想問題を実際と同じ時間に解きました。(添削付きもあったけど、それだとすごい早めの提出になってたので自己採点にしました。)

 正直、センター試験の日あたりから精神的な苦痛はそんなにありませんでした。まあ前述のようにセンターの自己採点で安心しちゃったというのもあると思いますが…。やはり友達の存在が本当に大きかったです。授業はもうありませんでしたが、毎日学校に行き、一緒に勉強して、時に不安を吐露しあって、しつこいようですが高校の友達がいなかったら今の自分はいないと思います。友達と協力しあって勉強する、このことも受験勉強においてすごく大切なことだと思いました。

 

 また長くなりすぎました! 次回は二次試験の体験記を紹介したいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました!

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