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今年度(平成27年度)、太高・太女の倍率が低かった理由

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今年度(平成27年度)、太高・太女の倍率が低かった理由

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2015.06.24 

今年定員割れした太田女子高校

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平成27年度の公立入試で塾関係者の間で話題に上ったのが、太田地区のトップ校である太田高校、太田女子高校の倍率の低さだ。まずは数字の推移を見ていただきたい。

平成26年度  平成27年度(本年度)

太田高 1.14倍    1.03倍

太田女 1.33倍    0.98倍

太田東 1.15倍    1.00倍

太田市内の進学校3校は軒並み数字を落とし、ほぼ全入状態。一部メディアでは、私立の特待入試で上位合格をした層が私立進学に流れたのではないかと報じられていたが、それにしても大きな落ち込み方である。太女についていえば、定員割れ。「今まで塾の講師をしてきて、太女が1倍を切ったのは初めてです」とは太田市内の塾関係者。

数字を見れば分かるように、志望校を太高・太女から太東に落としたという仮説も成り立たない。太田東も倍率を落としているからだ。

では、なぜこのような事態になってしまったのか。太田市内の塾関係者(前出)は公立中高一貫校である市立太田の存在を指摘する。

 

「市立太田の1期生が今年の高校1年生に該当するんです。太田市内では開校初年度ということもあり、話題を集めたので、市内の優秀な層が一定数、市立太田に流れ込んだのではないか」

ちょうど公立中高一貫校が話題になり、県内3番目の公立一貫校とあって、市立太田は話題に上っていた。仮にこの説が正しいとすれば、しばらくは太高・太女の低倍率が続く可能性はある。

「あとは一貫校がどれだけ大学受験で実績を残せるかでしょうね。6年間通わせて、それ相応の実績が残せなければ、一貫校自体の人気もなくなるでしょうし」。

市立太田の1期生が卒業するのは2年後だ。この時、太田地区の進学校地図はどう変わるのか。その動向に注目したい。

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