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【特集】定員減対象校 過去4か年の倍率動向分析◆館高・館女編

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【特集】定員減対象校 過去4か年の倍率動向分析◆館高・館女編

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.10.11 
tags:群馬 公立 倍率, 館高, 館女, 館林高校 倍率, 館林女子高校 倍率
 10月中旬には県教委から第1回進路希望調査の集計が発表される。希望調査で公立高校の倍率の動向が明らかになる。平成30年度の公立入試はクラス減・学校新設にともなう定員400減が実施され、波乱含みの様相を呈している。「どんな数字の出方をするのか、今年の10月調査の結果は本当に気になります」。前橋市内のある塾関係者は調査結果が公開されるのを待ち望んでいる。
   みんなの学校新聞編集局では、今年度の10月調査が発表されるのに先立ち、クラス減による定員削減が実施される前橋地区・高崎地区・桐生地区・館林地区の公立高校の過去4か年の倍率動向の分析を試みた。
 

 

 館林地区
 表は過去4か年の第1回進路希望調査(10月)、第2回進路希望調査(12月)と後期の倍率の推移を示したものだ。減少率は10月調査の倍率から後期倍率がどの程度の割合で増減したかを算出した。たとえば、10月調査時点で1.0倍だったものが、後期倍率時点で0.8倍になっていれば減少率80%となる。最終的な合否を決めるのが後期入試であるため、前期の倍率ではなく後期の倍率を使用した。
館林地区 倍率推移
館林地区 倍率推移グラフ※館林女子高校は平成28年度入試から学科が統合されたため、比較できるように、それ以前には学校倍率(表中・赤字)で示してある。
 
<分析>
 平成30年度入試では館林高校と館林女子高校でそれぞれ1クラス40名の定員削減が実施される。したがって、定員は両校それぞれ200名となる。群馬県全体の中3人口が前年比3.2%減。館林地区も同様に3.2%減少するので、人口減少に沿った適切な措置といえるだろう。
 表を見てもわかる通り、両校に関しては、初発の倍率は定員割れが常態化していた。後期の倍率は初発の倍率の1.2倍という構図で、12月調査、後期倍率と時系列で倍率自体が上昇してくる。
 「太田方面の高校を目指していた子が安全パイを狙って地元の館高・館女に切り替える。反対に太高を目指していた大泉・邑楽方面の子が館高に切り替える。こういう層が徐々に流れ込んでくるのではないか」。こう分析するのは太田市内のある塾関係者。
 定員削減が施されることで、初発が1.0倍を割り込むという状態はなくなってくるのではないか。
 館林市内のある塾関係者も「定員割れじゃん! となっていても、最終的にはどうにか定員オーバーとなる……というのがこの二校なので、定員減となる来年度入試はしっかり定員が埋まっていくのではないでしょうか」と予想する。初発が1.0倍を超えてくれば、競争が激化し、学校のレベルも上がってくる。
「とりあえず館高館女でもと思っていたふわふわした層がいなくなる分、本来の入試の形になるのではないでしょうか。今回の措置は将来的な統合に向けての布石かもしれませんね」(前出・館林市内の塾関係者)
(編集部=峯岸武司)

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