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【連載】平成30年度 群馬県公立入試 動向分析(2) 定員削減校の分析❷

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【連載】平成30年度 群馬県公立入試 動向分析(2) 定員削減校の分析❷

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.10.25 
tags:群馬県教育委員会, 群馬 公立 入試, 群馬 公立 定員削減

  定員削減が実施された8校において、削減が実施されたことで、志願先を下げたりするような動きは10月段階では起こっておらず、ほぼ平年並みの志望性向を示していることが、データによって裏付けられた。

 

 みんなの学校新聞では10月調査が発表される前に、定員削減が実施される自治体の去年の中学3年生と今年の中学3年生の人口の減少率を調査し、仮に昨年度と同じ程度の志願者が集まった場合、定員削減が実施された場合にどのような数字が出るかシミュレーションを行った。

 

今年と去年の中3人口の比較(シミュレーションに用いた基礎データ)

群馬こども人口

 

昨年の10月調査に基づくシミュレーション

10月調査シミュ

 

 表中(B)の志望者数は昨年同時期の調査の数字を入れたもの。(E)は(B)に人口減少率を加味してはじき出した予測値。この予測値をもとに、昨年と同じ定員だった場合の今年の予測倍率が(F)、定員削減が実施された場合の今年の予測値が(G)である。

 24日に発表された10月調査の倍率(H)と比較してみると、(G)と(H)にはあまり誤差がないことが読み取れる。ほぼ的中の状態だ。

 定員削減が実施されたことにより、受験生の志望マインドが弱気になっていると仮定するならば、(E)の数値が下がり、結果として実際の倍率(H)はもう少し低めの数値が出たはずだ。

 前高、前女、高高、高女に関しては(C)と(F)の数字があまり変化していないことからも、定員削減によって、志願先を変更した形跡は10月段階では見られないといえそうだ。

 桐高は伊勢崎地区からの流入が多く、人口減少は桐生地区しか反映していないため、その差異は流入分と考えられる。桐女での差異が少ないのは、学校の位置関係上、流入が桐生高校ほど大きくないためではないか。

 出された倍率は定員の削減によって軒並み高い数字を示している。一方で、削減によって、志望校を変えるという動きは10月調査では起こっておらず、まずは行きたい高校を志願先に挙げ、この数字を見て今後判断していこうという受験生のマインドが読み取れる。

 次回は12月に第2回の調査が発表される。

 

(参考)

昨年の12月調査にもとづくシミュレーション

削減倍率シミュレーション

 (G)が予測値。昨年と同様の志望性向だった場合には同じような数字がでるはずだ。この数字の変動で、定員削減が受験生のマインドにどのような影響を及ぼしたか読み取ることができる。

 

(編集部=峯岸武司)

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