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馳文科相、新テスト先送りも示唆ー日経報道

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馳文科相、新テスト先送りも示唆ー日経報道

大学入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2015.11.11 

馳文科相のインタビューをした日経新聞

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  2020年度に導入予定の「大学入試希望者学力評価テスト」など2つの新テストについて、馳浩文部科学大臣は、「場合によっては導入時期を先送りする」との可能性を示唆した。11月4日に日経新聞の単独インタビューで報じられた。

 日経の記事によると、馳文科相は「大学や高校、保護者らの意見を踏まえ、できる限りの合意を得て進める。スケジュールありきでよいのか」との見解を示した。大学や高校など現場を無視した進め方はせず、教育現場の制度設計は足場を固めて進める必要があることを強調。現場の合意がなければ、20年度導入とういう現行スケジュールには必ずしもこだわらないことを強調した。

 下村前大臣が辞任する際に、文科相に近い筋からは「中教審会長の安西祐一郎氏が大学入試改革の指揮をとっている。大臣が替わっても、基本的なブレーンは替わらないので、間違いなく工程表通り進むだろう」という声もあった。その一方で、「本当に実現できるのか」という懐疑的な見方は教育関係者の間では常にくすぶっていた。

 それだけに大臣交代による方針変更は、今後波紋を呼びそうだ。

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