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桐生高校で塾向け説明会ー平成29年度入試最新情報

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桐生高校で塾向け説明会ー平成29年度入試最新情報

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2016.07.29 

県立桐生高校

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 7月27日(水)、桐生高校の山紫会館で、塾向けの学校説明会が開催された。

 

 平成29年度入試については、秋口に県教委から詳細が発表されるとした上で、今年度入試の概要と変更点について、斎木教頭から説明があった。

 変更点は大きく2点。

 一つ目は昨年までの小論文は廃止され、前期入試で県教委の作成する英数国3教科の学力検査が導入される点だ。県内進学校5高(前橋高校など)が、総合問題を採用する中で、基礎学力を問う学力検査を採用した理由を、田口校長は「後期入試とのバランスをとるため」と説明する。

 前期入試の選抜基準は普通科A選抜(および理数科)で調査書:学力調査:面接の比重が6:3:1、部活動の実績を重視したB選抜では7:2:1と3年間の中学校生活での取り組みを大きな評価ポイントに据えている。一方、後期選抜は学力調査と調査書の比重は5:1(理数科は8:1)と本番の入試の結果にウェイトを置く。入試形態トータルでのバランスを図る目的だ。検査時間・配点については「現時点ではお話しできない」とした。

 二つ目は理数科の後期入試の教科配点が数学・理科に加え、英語にも傾斜配点が導入される点だ。

 桐生高校は学校経営プランに英語教育の充実を掲げている。現在も英検全員受験を推進し、3年間で5回受験させ、最低でも準2級まで取らせて卒業させることを目指している。将来的には2級までその水準を引き上げる考えだ。

「英語はあくまでツールだ。そのツールを使って、何をするのか、何ができるのかが今後重要になってくる。検定に加え、ベトナムを視察し、現地の学生とワークショップを行ったり、フィリピンのセブ島に英語漬けの学習キャンプを行うなど海外研修にも注力していきたい」と田口校長。今回、理数科の英語を傾斜配点にした背景も「理系こそコミュニケーションツールとしての英語が必要となってくる」(田口校長)という考えがあるからだ。

 

●  入試概要

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