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【公立前期入試】学力検査問題・塾の先生はこう見る(第1回)

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【公立前期入試】学力検査問題・塾の先生はこう見る(第1回)

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.02.09 
tags:高校入試, 公立高校, 群馬県, 前期入試, 群馬県公立高校, 群馬県公立入試, 入試, 講評, ナカジマ学習塾, ルーモ学習塾

前期入試の学力検査はどうだった?

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 前期入試の学力検査の問題について学習塾の先生に講評をお願いした。
 1回目は笠懸町のナカジマ学習塾 塾長 中島純子先生と前橋市のルーモ学習塾の塾長糸井恵子先生に話を聞いた。

■国語について
「全般にわたり基礎的なレベル」と両氏ともに口をそろえる。ルーモ学習塾(前橋市)の糸井先生は「言葉の知識のある人に有利な問題」と分析する。「後期試験ではあまりだされてこなかった言葉の問題が多いので、普段からことわざや四字熟語、敬語などに親しんでおく」(糸井先生)ことの必要性を説く。侮れないのが最後の問題で、「この問題で満点を取るためには、かなりの記述力が求められる」とはナカジマ学習塾(笠懸町)の中島先生。点差が開くとすればここの問題だろうと予測する。特に最後のスピーチに関する問題は「問いをちょっと読んだだけでは何を答えたらよいか迷う。(読み違えて)スピーチの原稿を書いてしまった受験生もいたのでは」とは糸井先生。

■数学について
この数学の問題は「教科書の例題を網羅していれば100点を取るのは楽勝だ」とは中島先生のコメント。糸井先生も基礎力が重要だと分析する。
その上で、中島先生は「注目すべきは3の(2)。資料の整理は、3学期期末テストが終わってから学習する場合があり、いつも定期テスト直前に一夜漬けで勉強して、なんとかやりくりしてきた学生には中央値とは何なのか?と思う人もいるのでは。確率もその口の分野だ」と指摘する。3学期の学年末試験はその学年の範囲の「空白地帯」になりやすい。その点では盲点だ。ここは後期への反省材料となりそうだ。
「証明問題は、説明の仕方にまごつくだろう」としつつも、糸井先生は「(太女、桐高などの学力検査導入の)上位校では、満点が多いのではないか」と予測する。
 
■英語について
「英語が得意な生徒にとって、こんなに簡単な問題はない。しかし、英語が苦手な生徒には、こんな難しい問題はない」と中島先生は分析する。その根拠として、リスニングがないことと、英単語の読み書きが出来なければ手がつけられない問題で埋め尽くされている点を挙げる。「英語は、数学に比べると基礎の練習だけではダメ。簡単な文法を使った文でいいから、英作文の練習をしておくべきではないか」とは糸井先生。語彙力・文法力が明暗を分けそうだ。「国語や数学と比べ、英語は得点が二極化することが予想される」とは中島先生。
 
■総評
 いずれの教科も基本的な出題になっており、導入している上位校では大きな点差はつかないのではないかというのが両氏ともに共通する認識だ。調査書や作文(実施している学校)、とりわけ比重の大きい調査書がカギを握るのではないかと分析する。

《 今回、取材にご協力いただいた学習塾 》
ナカジマ学習塾(笠懸町) 塾長・中島純子先生
ルーモ学習塾(前橋市) 塾長・糸井恵子先生
 
(構成・編集部:峯岸 武司)

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