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長谷川姉弟、そろって「全国」 全日本卓球カデットに出場

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長谷川姉弟、そろって「全国」 全日本卓球カデットに出場

スポーツ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2021.10.29 
tags:卓球, 大間々中学校, 天沼小学校, 長谷川凛香, 長谷川煌

全国大会にそろって出場する桐生市立天沼小6年の長谷川煌㊧とみどり市立大間々中2年の長谷川凛香(みどり市立大間々中で)

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■中学2年以下の部 凛香(大間々中2年)と煌(天沼小6年)

 みどり市立大間々中2年の長谷川凛香と、桐生市立天沼小6年でJUTOKUジュニア所属の煌(ひかる)きょうだいが、29日に開幕するJOCジュニアオリンピックカップ「全日本卓球選手権大会カデット(中学2年以下)の部」シングルスに出場する。きょうだいで同部門に同時出場するのは初めて。

 

■祖父・父に続き3世代の快挙

 2人の父は、今年8月に富山市で開かれた全国高校総体(インターハイ)団体戦に男女で出場した樹徳高卓球部の顧問・長谷川幸弘教諭で、祖父は世界選手権(1967年、ストックホルム)男子シングルスで優勝した元世界チャンピオンの故長谷川信彦さん。ともに同大会への出場経験があり、親子3代で全日本選手権に出場することになる。

 

 長谷川きょうだいは8月10、11日の群馬県予選(高崎アリーナ)シングルスに出場し、煌は13歳以下男子で優勝、凛香は14歳以下女子で代表決定戦を制し3位で出場権を勝ち取った。

 

 これまで、煌は同大会ホープスの部(小学6年以下、7月25日、神戸市)、凛香は全国中学選抜大会(3月27、28日)や全国中学校卓球大会(8月2日)の女子団体戦に出場するなど今年すでに全国大会は経験している。

 

 昨年の全国大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。県予選は11ポイント、5ゲームマッチのトーナメント方式で、煌は準々決勝までの6戦全てでストレート勝ち。決勝も3セット先取で優勝するなど実力を見せつけ、中学1年生を含む県勢222人のトップに立った。

 

 「ラリーが続くようになってきた。中学生もいる中での1位がうれしい。全国大会は得意のサーブを生かしながらラリーで打ち負かしたい」とベスト16進出を狙う。

 

 凛香は県予選直前に関東大会(7、8日)の団体戦女子に大間々中として出場。全国大会出場を決めた直後で、関東大会レベルの試合勘を維持したまま県予選に臨んだ。準決勝で敗れるが、3位決定戦に勝利し全国切符をもぎ取った。

 

 「関東大会のモードのまま試合できたのがよかった。負けていると感情的になって逆転されることもあったが、県予選ではメンタルが崩れなかった。落ち着いていた」と話し、「得意のバックのラリーを意識しながら1回でも多く勝ちたい」と意気込みを語った。

 

 2人が出場するジュニアオリンピックカップは愛知県の豊田市総合体育館(スカイホール豊田)で29日に開幕する。

 

 

 

 

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