【箱根駅伝】青学が大会新で優勝 地元選手出場せず
第９８回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）最終日は３日、２１チームが出場して神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路（６～１０区、１０９・６㌔）が行われ、往路を制した青学大が１０区間合計タイム１０時間４３分４２秒の大会新記録で２年ぶり６度目の総合優勝を遂げた。復路でも優勝し、５時間２１分３６秒の大会新をマーク。往路、復路とも制した完全優勝は２０１７年の青学大以来となった。
順大が１０分５１秒差の２位。総合連覇を目指した駒大は３位にとどまった。４位以下の東洋大、東京国際大、中大、創価大、国学院大、帝京大、法大までの上位１０校が次回のシード権を獲得。東侮大は１１位、早大は１３位、明大は１４位だった。
桐生・みどり関係では、２大会連続出場を目指した早稲田大２年の北村光と、創価大１年の小暮栄輝がエントリーメンバーに名を連ねたが、２選手とも出場しなかった。
ともに樹徳高校出身。北村は前回大会で箱根デビューを果たし、１年生ながら６区を任され、堂々の区間８位、１年生歴代５番目の速さという好記録でチームをけん引したが、今年はその勇姿が見られなかった。
