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樹徳高・共生図書館に「科学道100冊」

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樹徳高・共生図書館に「科学道100冊」

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.03.24 
tags:樹徳高校, 理化学研究所, 科学道100冊, 編集工学研究所

寄贈を受けた「科学道100冊」の本を手に取る中学生たち(樹徳共生図書館で、撮影時のみマスクを外しています)

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 樹徳高校の共生図書館(兒嶋敦子館長)に、理化学研究所と編集工学研究所によるプロジェクト「科学道100冊」から科学書100冊が寄贈された。応募した全国約400団体の中から選ばれた30団体のうちの1校で、書架にきれいに展示して中・高の生徒と教職員に披露。新年度からは貸し出して、「科学道100冊ラリー」やビブリオバトルなど、読書熱を高める取り組みを開始する計画だ。


■読書ラリーやバトルなど計画も 理研などプロジェクトが寄贈
 「科学道100冊」は「子どもたちに科学に興味をもってもらい、将来の科学者を生むきっかけに」と、科学者と本のプロが協働するプロジェクト。5年目の今回は「クラシックス」50冊と、テーマ「未来エンジニアリング」「脳とココロ」「つながる地球」のテーマ本50冊で構成されている。


 科学者の生き方を伝える伝記があれば美しい図鑑あり、壮大な物語の漫画もあり、ドキッとさせるタイトルや帯のコピーで引き付ける本も。


 年間100冊読破の中学生3人が、書架の前で気になる本を手にした。高畑成美さん(3年)は「クラシックス」の一冊「数の悪魔」。「暗めのサスペンスが好きで、タイトルに興味を持ちました。読んで苦手な数学が克服できるといいな」と。


 安井衿和さん(2年)は「人間の精神は壊れる」のコピーが躍る「闇の脳科学」。「医学的な本を読みます。気になる本がたくさんあるので、できる限り読みたい」と意欲的だ。


 麻生理緒さん(1年)は漫画「Dr.STONE」全25巻。「根っからの科学好き少年と個性豊かなメンバーがいっぱい出てくる」と瞳を輝かせた。大型本「すてきで偉大な女性たちが地球を守った」もページをめくり、「知らない人ばかりです」と興味をかきたてられていた。


 辻村好一副校長は「科学の専門家が選んだ本で幅広く、入りやすい漫画もある。読破に挑戦する生徒がでるといいですね」と目を細めていた。

 

 

 

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