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ウクライナの人道危機、救援を 桐高JRCが募金活動

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ウクライナの人道危機、救援を 桐高JRCが募金活動

ライフ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.03.26 
tags:JRC, ウクライナ, ウクライナ人道危機救援金, 桐生高校

ウクライナ人道危機救援のための募金を呼び掛けたJRC部員たち(桐生高校で)

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 「いま、同じ世界にいる人たちが危機的状況にある。私たちにできることをしよう」と、県立桐生高校JRC部(高草木優芽部長、部員13人)のメンバーがウクライナ人道危機救援金への募金活動を行った。生徒の発案で学年末の22日から24日までの3日間、校内で募金箱を持って呼び掛け。生徒や教職員らが協力し、計1万3927円を日本赤十字社に送った。


 募金活動を始める前に、JRC部と生徒有志は人道危機と赤十字活動を知るためのオンライン勉強会に参加。ウクライナの歴史を学び、国際赤十字が8年前から支援を続けていること、戦闘地域や避難民が急増している隣国などへ少しでも早く、多く、食糧や医療品などの救援物資を送るために今、必要なのは「折り鶴」でなく「寄付金」だということを学んだ。


 「私たちは不自由なく暮らせていて、戦争については授業で習っていました。でも実際に毎日ニュース映像で目の当たりにすると、違う」「病院や学校も爆破されたと聞いて驚き、つらい。私たちにできることは限られているけれど、募金に立とう、と」


 そして「赤十字は中立。どちらが悪い、かわいそうということではなく、今困っている人たちのために動くという新しい視点を得ました」という1年生も。手描きのボードはウクライナ国旗の色にし、「世界はONE TEAM!」のフレーズを掲げた。「ONE TEAM!」は統合桐高の合言葉でもある。


 各教室に張り紙をし、スマホの専用アプリでも告知し、職員室にも募金箱を設置。部員たちは朝の登校時と昼の弁当とパンの購買コーナーでも「募金お願いします」と呼び掛け。パン屋さんも協力してくれて「ありがとうございます」。「思いが届くといいな」と話していた。

 

 

 

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