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小・中学校など学生生活スタート 新設3校開校式も

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小・中学校など学生生活スタート 新設3校開校式も

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.04.07 
tags:あずま小中学校, みどり市, 入学式, 桐生市, 笠懸西小学校, 開校式, 黒保根学園

桜の花に迎えられて登校してきた新入生と転校の新3年生の兄妹(黒保根学園で)

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 咲き誇る桜の中、県内の小・中・義務教育学校で7日、一斉に入学式、始業式が行われ、2022年度新学期が始動した。緊張の面持ちで保護者と一緒に校門をくぐったピカピカの1年生、春休みを送ってひとまわり成長した在校生たち。新型コロナウイルス禍は収束しないものの、学校に子どもたちの姿が戻ってきた。今年度は桐生市立黒保根学園、みどり市立あずま小中学校の義務教育学校が開校。みどり市では笠懸西小学校が新設された。

 

■1年から9年まで総勢52人で“出発” 黒保根学園
 桐生市立黒保根学園(林三樹夫校長)が1年生から9年生まで、総勢52人の児童生徒で開校した。新1年生は4人、7年生は11人で、町外から1年生3人、7年生1人、そして4人の転校生を迎え、増改築なった旧黒保根小でスタートを切った。

 開校式では荒木恵司市長が式辞を述べ、小林一弘教育長から林校長へ、真新しい校旗が授与された。林校長は「ふるさと黒保根学、少人数を生かした教育、早期からの英語・国際理解教育を3本柱に、黒保根から世界に羽ばたく人材を育成したい」とし、新校歌の歌詞を引いて「己の花を咲かせよう」と子どもたちに呼び掛けた。


 校章・校歌の制定に携わった人たちに感謝状が贈られ、校歌が披露された。


 続いて始業式・新任式が行われ、前期・中期・後期ブロック制となり、教員は担任だけでなく専門教科を受け持つことも紹介。そして入学式では新入生を拍手で迎え、一人一人を呼名。林校長は式辞で「元気にあいさつをしよう」「進んで学ぼう」などと語り掛け、新入生代表の及川開さんが「明るく楽しい学校にしたい」と述べた。

 

須藤市長から近藤校長に新しい校旗が手渡された(あずま小中学校体育館で)

■笑顔いっぱいの素晴らしい学校に あずま小中
 みどり市立あずま小中学校(近藤千枝子校長)では午前10時から開校式が行われ、須藤昭男市長が近藤校長に校旗を手渡し、小中一貫義務教育学校として新たな一歩を踏み出した。


 須藤市長は「小中の伝統を受け継ぎ、さらに発展していくことと期待しています」などとあいさつ。来賓紹介後、在校生や教職員らで新校歌を2番まで斉唱し、門出を祝った。


 続く入学式では1年生2人、7年生4人が花と拍手に迎えられ、入場。国歌、校歌斉唱後、新入生は担任から名前を呼ばれると「はい」と答え、新たな学校の一員となった。


 近藤校長は式辞で1年生には「あいさつとありがとうの言葉を大切に」、7年生には「失敗を恐れず挑戦してほしい。目標の実現のため一生懸命取り組んでほしい」などと話し、「1年生から9年生までみんなで力を合わせて笑顔いっぱいの素晴らしい学校にしましょう」と呼び掛けた。


 なお、同校は新入生に加え、小規模特認校制度を利用した市内の児童生徒3人と桐生市からの区域外就学として児童2人が転入し、全校で26人となった。

 

新しい学びやに初登校する笠懸西小の児童

■地元の思いや願い詰め込んだ新校舎で 笠懸西小
 新たな校舎が完成したばかりのみどり市立笠懸西小学校(吉田努校長)の開校式が7日午前、同校の体育館で開かれ、須藤昭男市長から吉田校長へ校旗の授与が行われた。


 県内一の大規模校だった笠懸小の分離新設校として開校した笠懸西小。開校初年度の児童数は426人。式典には6年生のみが出席し、他の児童は教室のモニターから式典の様子を見守った。


 須藤市長は「開校に関わってきた人たちの思いをのせて、笠懸西小は輝かしい歴史の一歩を踏み出す。みどり市産の木材がふんだんに使われた校舎には、地域の人たちの思いや願いが詰め込まれている。何事にも協力して取り組み、この笠懸西小の歴史や伝統を築いていくことを期待している」とあいさつした。


 その後行われた同校初めての入学式には、70人の新1年生と保護者らが出席。児童を代表して6年生の小熊夢翔さんが、1年生を迎えることばとして「皆さんも一緒に〝思いやり群馬県一〟の小学校をつくっていきましょう」と呼び掛けた。

 

 

 

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