【樹徳高書道部】年度始まり 大字作品でエール 渡り廊下棟の窓に掲げる
樹徳高等学校の書道部が、同校渡り廊下棟の窓に大字作品を展示した。「新年度も頑張ろう」という思いを、全校生徒や地域住民に伝えている。展示は１５日まで。
作品を制作した書道部員は本永真鈴さん（２年）、村岡美優菜さん（同）、田中夢乃さん（同）、白田鈴葉さん（同）、赤上誌侑哉さん（同）の５人。「心機一転 いざ挑戦」という文字を力強く書き上げている。
「挑戦」の文字を書いた赤上さんは「書いているうちに、自分も頑張ろうと思えるようになった」と話すと、「心」を書いた田中さんは「書いたときに心がすっきりした」と制作時を振り返った。
顧問の阿久澤純江教諭は「コロナ禍で先の見えない閉塞（へいそく）感の中でも、生徒の貴重な高校生活を停滞させてはいけないと考え、新たな発表の場として大字作品を展示した。新年度を迎える生徒の励みとなればうれしい」と語っている。
