ｅスポーツ部にユニホーム 桐生第一高校「全国大会予選で着用を」
桐生第一高校（桐生市小曽根町、味戸克之校長）のｅスポーツ部（萩原亜美花部長、飯塚慶彦顧問）が新ユニホームを導入。お披露目も兼ね、同校のオープンスクールで見学に来た中学生と保護者らに活動をアピールした。
コンピューターゲームを競技としてとらえその技を競うｅスポーツ。同部はパソコン部から県内全日制高校初のｅスポーツ部として新たなスタートを切って２年目を迎えた。
ユニホームは同校テーマカラーのスカイブルーを基調に胸元に「ＫＤ（桐生第一）」のロゴマークがついたデザイン。部オフィシャルサプライヤーで、ラグビーを中心にスポーツグッズの制作・取り扱いなどを行う「フットボールマーク」が提供した。
普段の部活動は制服で行う部員らだが、この日はユニホーム姿で活動をアピール。飯塚顧問（３４）は「この部活に入りたくて今年４月に入学してくれた生徒もいる」。
オープンスクールの見学者が部室にやってくると、「部活動としてここまでの機材が整っている学校はないくらい。スポンサーのバックアップがあるので部費もかかりません」と物珍しそうに眺める中学生と保護者にアピールした。
ゲーム開発に興味があり、専門学校進学を志望している副部長の高橋悠太さん（３年）は、１２月を中心に予選が行われる「第５回全国高校ｅスポーツ選手権」に出場するメンバーの一人。種目は「リーグ・オブ・レジェンド」「ロケットリーグ」で、「高校最後の大会になるかも。みんなと楽しみたい。予選当日はこのユニホームを着てやりたい」と話した。
