【公立後期入試】学科別高倍率ランキング
23日、後期の倍率が発表された。みんなの学校新聞編集局では、このデータをもとに、倍率が1.0倍を超える学校(学科)を抽出し、倍率の高い順に一覧表を作成した。
倍率については、定員100人に対し、応募者が150人いた場合、倍率は150÷100=1.5(倍)と算出する。50人が選考にもれることになる。
倍率表示では実感がわかない生徒も少なくない。そこで、編集局では「不合格者人数」を「応募者全員」で割り、応募者に占める不合格者の割合を算出、そこから「〇人に1人が不合格になる」というデータを作成した。「〇人に1人」という表記を統一するため、小数第1位まで表示した。「2.5人に1人」であれば、「5人に2人」と同じだ。
たとえば、上記の例でいえば、150人の応募者全員に対し、選考からもれる不合格者の割合は50÷150×100=33.3%となる。ここから「3人に1人」の割合で選考から外れるというデータを求めた。
「不合格の割合」と聞くと、あまり縁起のよいものではないが、倍率の「1.…倍」という数字が「1」から始まるせいか、何となくハードルが低いように錯覚してしまい、安心してしまう受験生もいる。実感の得やすい数値に変換することで、最後まで気を引き締めて受験に臨んでもらいたいというのが編集の意図だ。
なお「1倍」を切っている定員割れした学校(学科)も全入を意味しているわけではなく、過去、不合格になった事例もある。「0.…倍」だから大丈夫というわけでないので、こちらも同様に気を抜かず頑張ってほしい。
(編集部=峯岸武司)
■1.0倍超の学科ランキング(高倍率順)
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(作成 みんなの学校新聞編集局)