学生部門入賞者を表彰 大向さん、星野君ら21人─岩宿文化奨励賞
旧石器時代をテーマにした自由研究を表彰する第18回「岩宿文化研究奨励賞・学生部門」の授賞式が6日、みどり市役所笠懸庁舎で開かれた。優秀研究賞・小学生部門の大向加乃さん(笠懸小6)と星野洸大君(あずま小6)、中学生部門の猪内孔盟さん(県立中央中等3)をはじめ、ユニーク賞、努力賞の受賞者など21人が表彰された。(学校名・学年は作品制作時)
現在笠懸中1年の大向さんは、笠懸小6年時の研究成果が優秀賞を受賞、小5年時の研究に続き2度目の受賞となった。今回は「ようこそ!! 縄文の世界へ」と題し、ファッションや住居、調理方法など、現代と縄文時代の暮らしを比較。この研究を振り返り「なんで私たちの今の生活があるのか、調べてみると考え方や生活の仕方など、縄文時代と多くの共通点があった。昔の生活に興味があるので、これからも研究していきたい」と今後の研究に意気込む。
あずま小6年の星野君は「淵ノ上遺跡大調査」と題し、地元・東町の遺跡について、知り合いの畑などで自身が見つけた土器や石器などから、居住期間や生活形態、近隣地域との交流など幅広い視点で考察した。「小さい時からたくさんの土器や石器を採集してきたので、研究という形で成果をまとめたいと思っていた。地元の大切な遺跡、これからも研究に取り組みたい」と身近な遺跡からの新たな発見を目指し、研究に励む。
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