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「まず行動してみることが大切」 太田市議会の議場で「高校生探究サミット」 県内から90人の高校生が参加

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「まず行動してみることが大切」 太田市議会の議場で「高校生探究サミット」 県内から90人の高校生が参加

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.07.31 
tags:ぐんま国際アカデミー, 伊勢崎清明高校, 健大高崎高校, 共愛学園高校, 前橋女子高校, 市立太田高校, 探究, 高崎女子高校, 高校生探究サミットin太田市議会

 第4回高校生探究サミットが31日、太田市議会の議場で開催された。市立太田高校をホスト校に、県内7校から約90人の生徒が参加。多様な立場の人々と意見を交わしながら、日頃の探究活動をさらに深める機会となった。

 

議場での開催は「主権者教育」にもつながる
 本サミットは、生徒が他校の生徒を含めた外部の多様な立場の人々とつながることで、視野を広げ、探究の質を高めてもらうことを目的としている。探究に関わる有志の教員によって企画され、過去3回は高校や大学を会場として実施されてきた。

 会場選定の過程で市議会の議場が使用可能であることがわかり、普段立ち入ることのできない場での開催が実現した。「議場で行うことで高校生たちの主権者教育にもつながる」と、市立太田高校の倉林正教諭は話している。

 今回のサミットには市立太田高校、ぐんま国際アカデミー高等部をはじめ、県内7校から約90人の生徒が参加。

(参加校:市立太田高校、ぐんま国際アカデミー、伊勢崎清明高校、前橋女子高校、高崎女子高校、共愛学園高校、健大高崎高校/順不同)

【写真】アイスブレークの様子

【写真】アイスブレークの様子

 

探究は「まず行動してみることが大切」

 午前の部では6組の生徒が探究活動の実践事例を発表した。

 登壇した市立太田高校3年の女子生徒(普通科)は、「洋菓子の食品ロスを減らすために」というテーマで発表。季節商品が多く、見た目が重視されるスイーツ類の廃棄率が高い点に注目し、廃棄削減の可能性を探った。調査の中で、切れ端や余った果物を活用して作る「エコスイーツ」というジャンルの存在を知り、自ら企画書を作成。市内の洋菓子店と交渉し、「オレンジバタークリームのクッキーサンド」を開発・販売するまでの過程を紹介した。「無理だと思い込まず、まず行動してみることが大切」と、後輩たちにアドバイスを送った。

 

 また、高崎女子高校2年の生徒は「本当の多様性とは何か」というテーマで発表。人種や性別などに関する差別的表現の解消を目指すポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)が、時として行き過ぎてはいないかと問題提起した。お茶の水女子大学が2020年に、心が女性であれば戸籍上男性でも入学を認めた制度を紹介し、「これが本当に多様性の促進といえるのか」と疑問を呈した。また、アメリカでベストセラーとなった『トランスジェンダーになりたい少女たち』の翻訳版を巡り、KADOKAWAが脅迫により出版を中止した事例にも触れ、「ポリコレが行き過ぎると、自分の考えを言うことすらできなくなるのではないか」と指摘。「本当の多様性とは、どんな思想も認められ、誰もが自由に意見を言える社会である」と訴えた。

 

【写真】事例発表する太田国際アカデミーの生徒

【写真】事例発表を聴く参加者

【写真】穂積太田市長も飛び入り参加

 

探究は「まず行動してみることが大切」

 午後の部では、2・3年生が1年生に探究活動に関する悩みやアドバイスを共有する情報交換会が行われた。テーマや所属を超えて自由に移動しながら、参加者が互いの関心事や課題意識を語り合った。

 倉林教諭は、「探究を通じて、さまざまな社会課題を自分事として捉え、主体的に行動してほしい。その過程で、ここで出会った仲間と切磋琢磨しながら視野を広げていってもらいたい」と語り、「参加者がここで得た情報や気づきを各校に持ち帰り、フィードバックしてもらえたら」と参加した生徒たちに呼び掛けた。

(編集部)

 

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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