2年連続で全国へ 卓球・大間々中女子「ポジティブに楽しむ」
みどり市立大間々中学校の卓球女子(坂西真由子部長、岡田浩史顧問)が19日に開幕する「第53回全国卓球大会」(北海道苫小牧市)に出場する。坂西部長(3年)は「みんなをまとめて最後の試合を全力で楽しみたい」と意気込む。
昨年の第52回大会にも出場しており2年連続出場。今年の第50回関東大会(7~9日、千葉県)では昨年から一つ順位を上げ、3位で全国切符をつかみ取った。関係者によると同順位での2年連続出場は県史上初。
関東大会では予選リーグを突破した11校による第2ステージに進出。初戦で真岡(栃木)を破り2回戦で松戸六(千葉)に敗れるも、3位決定戦で下妻東部(茨城)に勝利。同ステージ3位で全国大会出場権を獲得した。
全国大会は4シングルス、1ダブルスの6人制。チームのモットーは一つ上の先輩らから引き継いだ「ポジティブ」だ。
主将の長谷川凛香(3年)は「団体戦はみんなで戦うから緊張はない。力いっぱい練習の成果を出したい」と語る。阿久澤真実(同)は「最後の大会。悔いの残らないように頑張る」、竹村萌伽(2年)は「ラリーで相手のミスを誘いたい」、武田心羽(2年)は「上達したバックカットを生かしたい。負けても納得できる試合を」、大澤里桜(1年)は「諦めずに最後までやり抜く」、松島凜歩(1年)は「緊張に負けずに自分が納得できる試合を」と全国舞台にそれぞれが闘志を燃やす。
大間々中卓球女子は、基礎練習を軸に、試合でのさまざまな状況に対応できるようなメニューを、選手自ら考え実践してきた。
岡田顧問は「県代表として全国の強豪校に挑戦です。まずは一勝、そして決勝進出を目指します」、アドバイザーとして選手に付き添う同校の長谷川成美教諭は「なるべく型にはめないように、選手の個性を大事にしてきた。(全国大会出場で)卓球をさらに好きになってもらえたら」と話す。