あす愛媛で全国大会 大間々中卓球部女子、助っ人部員とともに
みどり市立大間々中卓球部女子(影山孝之顧問、坂西真由子部長)が26日開幕の第23回全国中学選抜卓球大会(会場は松山市の愛媛県武道館)に出場する。団体戦で、予選同組の相手は若宮(新潟県)と郡山第二(福島県)。長谷川凛香主将=2年=は「出し惜しみせず自分らしいプレーをしたい」と意気込みを語る。
大間々中卓球女子は昨年、27校による県予選大会「ぐんまチャレンジマッチ」(12月、ALSOKぐんまアリーナ)で優勝し、全国大会の出場権を獲得。昨年の第52回全国中学校卓球大会(8月、日環アリーナ栃木)など全国大会の空気を経験してきた坂西部長や長谷川主将を中心に、予選リーグ1位通過で決まる決勝トーナメント進出を目指す。
登録メンバー6人のうち4人が2年生で、中でも猪野なな美選手(14)は、同校卓球部の所属ではないが共に全国大会を戦う“助っ人部員”だ。猪野さんは普段、学外のスポーツチームでソフトボールに取り組んでいるが、「体育の授業で卓球をしていたらうまかったので」(坂西部長)と部員らがスカウト。
昨年10月ごろから練習に合流するようになり、12月の県予選でも活躍。大間々女子の全国切符獲得に貢献した。助っ人部員としての“まさかの全国大会出場”に「いきなりで驚きました」と話し、「足を引っ張らないように。みんなの努力を無駄にしないように頑張りたい」と語る。
長谷川主将は「前キャプテンの言葉を受け継いで“ポジティブ”が合言葉。落ち着いてみんなをまとめたい」、坂西部長は「やってきたことを出せるように。団体戦だからみんなで楽しく」と笑顔も見せた。