公立入試に使われる「インタビューシート」って何?
志望校選びを進めていく中で、各高校の選抜方法や得点配分とともに確認しておきたいのが「インタビューシート」。受験生自らが志願理由や校内外の活動歴などを記入し、面接時の参考資料にするものです。
県教委はインタビューシートの導入理由を「受験生の優れた点や意欲をより積極的に評価するため」と説明しています。従来の志願理由書に代わり、今年2月の24年度入試で初導入されました。
その際の質問は「学校・学科等を志願する理由」と「これまでの3年間を振り返って、頑張ったことや成長したと思うこと」の全校共通2項目。これに各高校が選抜方法で示した独自質問を加えた計3項目でした。
24年度入試の各高校の独自質問の主な内容は「入学後、学習活動や部活動、課外活動などで挑戦したいこと」「入学後、学業面以外で頑張ってみたいこと」「高校生活において挑戦したいこと」など。全校共通2項目のみで独自質問なしの高校もありました。
県教委によると、来年2月の25年度入試も引き続き同様の仕組みとなる見込みですが、詳細については変更の可能性があるため、今年8月上旬に県教委が公開予定の県HP(「令和7年度群馬県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の『選抜方法等』について」)で、あらためて確認しておきましょう。
【昨年度のインタビューシート】