「それぞれの高校の熱量が伝わってきた」桐生・みどり地区で公立高５校の合同説明会
桐生・みどり地区5高校合同の入試説明会が27日、桐生高校（髙橋浩昭校長）で行われた。桐生高、桐生清桜高、桐生工業高、桐生商業高、大間々高の公立５校が中学校の教員、学習塾講師に向けて、学校の特色や卒業後の進路などについて説明した。中学校教員向けと学習塾講師向けは時間をスライドさせ別会場で並行しての開催となった。
例年、桐生高は中学校教員、学習塾対象の入試説明会を実施していたが、今年から初めて５校合同での実施となった。
合同開催に踏み切った趣旨を桐生高の七原登教諭は「それぞれ高校の特色を比較して理解していただく機会になればと思い企画した。夏休みの進路指導の前に、各校の特色を理解していただき、桐生・みどり地区の高校の魅力を中３生に伝えてほしい」と話している。
各校の持ち時間は約20分。担当教員がスライドを使って教育目標や高校の特色、卒業生の進路、入試の概要、学校説明会の日程などを紹介した。
館林市で学習塾55（サンカントサンク）を経営する武井塾長は「公立高校で合同の説明会は珍しい。実際に参加して、高校の先生の熱量が伝わってきたし、特色や取り組みもよく分かった。より適切な進路指導が行えるので、ぜひ他の地区でもやってほしい」と参加した感想を語った。
■桐生・みどり地区 公立5校の募集定員
入試選抜方式の詳細は8月に県教委から公表される予定。
■桐生・みどり地区 公立5校の学校説明会などの日程
(編集部）
