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とんぺー女子の東北大学留学記

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受験英語、敗北の瞬間^^ーユニバーシティハウスの生活、はじまる。

とんぺー女子の東北大学留学記

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受験英語、敗北の瞬間^^ーユニバーシティハウスの生活、はじまる。

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.04.17 

 こんにちは!「とんぺー」です。ついに私、東北大学に入学しました!! 晴れて正真正銘のとんぺー生です(笑)

 

 今回は、入学式周辺から今までの出来事を紹介しますね!

 本当にいろいろありすぎて、頭が追いつくのが大変でした…。

 

 まず、群馬から仙台にお引越し。さすがにその荷物は新幹線で運ぶこともできないので、4~5時間、荷物でいっぱいの車で高速道路を走り、入寮予定のユニバーシティハウス(詳しくは前回の記事を参照してくださいね)に向かいました。

 

ユニバーシティハウス共同スペース

 入寮して、まず驚きました。一緒に暮らす(ユニットといいます)7人のうち、新入生は私と青森から来た子の2人だけ!あとはみんな3年生や大学院生でした。だから、同じユニットの方全員に初めて会えたのは、入寮して5日後くらい。生活リズムが全然違うんですよね。その上、4人は外国人。3人の中国の方は日本語で会話ができる(すごく上手でびっくりしました!)のですが、となりに住むイタリアの方は日本語がまだわかりません。だから、ユニット内での会話は英語。英語なんですっ!! 正直、英語は得意科目だったし、それなりのコミュニケーションは取れるんじゃないかって思ってました。

 

 甘かった…。

 

 イタリアの方もまだ日本に住み慣れていないので、自己紹介のあとに質問されたのは洗濯機のかけ方でした。ボタンを指さしながら「Push」を連呼し、一通り説明したのですが、What’s “susugi”? と言われ、一緒に説明してくれていた青森の子と(すすぎの英訳…? こんな問題見たことないよね…)という状態に。

 結局、身振り手振りで水洗いを表現し、何とか伝えることができました。

 

 受験英語、太刀打ちできず(笑)。

 

 しかし、中国の方は皆英語も上手! 今度は洗濯機の乾燥機能を聞かれて焦っている私たちのもとにさっと来て、ネイティブ並みの流暢さで説明してくれました。でも、中国の方はもちろん、イタリアの方も、英語圏の国から来たわけではありません。やっぱり世界の共通言語は英語になりつつあるんだなあということと、日本の英語教育の遅れ(偉そうに言ってしまいましたが、今回の件は完全に私だけの英語力の低さのせいですね(笑))を肌で感じた瞬間でした。

 

 

 私自身、留学するつもりなんか全くなかったので、英語が話せないということには特に何も感じず、話せると何かと便利だろうな、くらいにしか思っていませんでした。しかし、一緒に暮らしていてこんなにも近くにいるのに、満足にコミュニケーションも取れない自分に腹が立ち、本気で英語がうまくなりたい、と思うように。本当に、価値観がガラッと変わりました。  

 もっと英語、頑張ります。イタリアの方も私たちと仲良くしようとしてくれているみたいで、次の月曜日にパスタを作ってくれるそうです! 本場の味!!楽しみ(笑)

 

 ユニバーシティハウスでは、入寮後にウェルカムパーティもありました!日本人の友達はもちろん、ロシアやニュージーランド、エジプトの方や、京大から東北大に来て博士号を取得しようとしている方など、いろんな方と知り合いになって、世界各地の話を聞くことができ、本当に充実した時間でした。ユニバーシティハウスに住めてよかった!

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