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群大理工学部学園祭に向け、実行委員たち奔走中! 

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群大理工学部学園祭に向け、実行委員たち奔走中! 

文化

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.07.26 
tags:地域の絵はがきコンクール 群桐祭, 群桐祭, 群馬大学理工学部

 10月19、20日に開催予定の群馬大学理工学部の学園祭「群桐祭」。群桐祭実行委員会に所属する47人の学生たちは授業やサークル活動、アルバイトの合間を縫って、企画の打ち合わせや協賛広告の募集、学外への情報発信など準備を着々と進めている。

 

猛暑の中、準備に奔走する実行委員

 実行委員長を務める鳥海真歩さん(3年生)の出身は岩手県一戸町。大学入学当初、故郷・岩手と比べ前橋の荒牧キャンパス(前橋市)はあまりにも都会過ぎて戸惑ったそうだ。だから「前橋の一人暮らしは辛かったんですよね」と振り返る。

 キャンパスが桐生に変わり、すっかり街の雰囲気が気に入った。高校時代に遺跡のガイドブックを作るなど、もともと地域と関わるのが好きだった。桐生という街がそんな鳥海さんの心に火をともした。「大学生活を送る中で学内に収まらずに、もっと幅広く桐生を絡めて企画できないかと思って・・・」。

 今年4月、大学内で見られる掲示板で学園祭の実行委員を募集しているのを見つけ、鳥海さんは迷わず実行委員長に手を挙げた。

 日々の授業、サークル活動、アルバイト・・・。「今はテストも近いので、結構大変です」と言いながら笑い飛ばす。忙しい学生生活に実行委員長という重責が加わっても、その表情は生き生きとしている。

 7月の連日の猛暑の中も、鳥海さんをはじめとする実行委員は汗を流しながら、企業などのあいさつ回りや営業を精力的に進めている。

 

「今は絵はがきコンクールの応募作品をたくさん集めることが課題です」。こう話すのは学園祭の企画全般を束ねる実行委員会企画局長の大澤侑真さん(3年)。勉強以外の何か面白いことを大学でやりたいというのが実行委員になった動機だ。担当する「地域の絵はがきコンクール」はみんなで話し合って練り上げた群桐祭の目玉企画の一つ。今回の群桐祭のテーマである「理幸」が凝縮された企画でもある。

【写真】群桐祭の案内をする鳥海さん㊧と大澤さん㊨

 

学園祭のテーマ「理幸」に込められた思い

 春先に集まった群桐祭実行委員会のミーティングはまず学園祭のテーマ決めからはじまった。

「今年は工学部から理工学部に変わって10周年の節目の年。だからリコウという言葉をテーマに反映させたいという気持ちはありました」と鳥海さん。話し合いを進める中で「理工」と「リサーチ(研究)」をひっかけて「理幸」というテーマが生まれた。「幸」には〝地域社会の幸福〟という意味も込められている。

 そのテーマを反映した目玉企画を何にするか。「花火大会」「リアル脱出ゲーム」「上毛カルタ大会」など様々なアイデアが浮かんでは消えた。「(今年の学園祭は)地域に重きを置いてやっていこう」というのがコンセプト。そのためには老若男女問わず地域の人たちが参加できる企画がいい。検討を重ねた結果、「地域の絵はがきコンクール」の企画が誕生した。

 絵はがきコンクールのテーマは「幸」。応募方法はシンプルで、はがきに幸せに感じたことや嬉しかったことを絵や俳句、短歌などで自由に表現するだけ。部門は小学生以下部門、中高生部門、一般部門の3部門設けた。年齢や居住地を問わず参加できる。

「集まった作品はすべて、群桐祭の期間中(10月19日~20日)に群馬大学理工学部内(場所は未定)に展示されます。作品を見た人に良かった作品にシールを貼ってもらい、その数で優秀作品を決めたいと思っています。応募しやすいのでたくさんの人たちにエントリーしてほしい」と鳥海さんは呼びかける。

絵はがき制作にあたっての注意事項

▶提出されたはがきは返却いたしません。
▶はがきの作品が書かれている面を展示します。
▶展示する面に個人が特定されるような情報は書かないでください。
▶向きは縦横自由です。
▶はがきの裏に名前、年齢を書いてください。
▶受賞者は群桐祭特設ページ、X(@guntofes2022)、Instagram(@guntofes2024)で発表します。

お問い合わせ:guntofes@gmail.com

 応募は10月1日(消印有効)までで、はがきに表現した作品を群馬大学・群桐祭実行委員会へ郵送する。

 

 

 

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