ホーム

»

学校ニュース

»

「地域中核高から県内トップ進学校へ」――桐生高校、東大合格プロジェクト始動

学校ニュース

一覧はこちら

「地域中核高から県内トップ進学校へ」――桐生高校、東大合格プロジェクト始動

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.07.15 
tags:桐生高校 校長, 桐高, 桐高 東大, 桐高 東大合格プロジェクト

 県立桐生高校が、東京大学をはじめとする難関大学への合格を目指す「東大合格プロジェクト」をスタートさせた。同校はこれまで、国公立大学への高い進学実績や、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を生かした探究活動などを通じて、地域の中核校としての役割を果たしてきた。今回のプロジェクトは、さらなる進学実績の向上と「県内トップ進学校」への飛躍を目指すものだ。

 

 同校が発表したプロジェクトは、三本の柱で構成されている(下図)。

 

 一つ目は、東大を志す生徒に対して、早期から適切な進路観と基礎学力を育成する取り組みだ。特に、学習面におけるリーダー的存在を育て、仲間同士の刺激を受けながら高い目標を持ち続けられるよう支援する。また、東大をより身近に感じてもらうため、現役東大生による解説付きの「東大ツアー」や、同校OB・OGによる「難関大情報交換会」を実施するほか、個人面談も随時行い、個別フォローや生徒のモチベーション向上につなげていく。

 

 二つ目は、「仲間意識」と「自己理解」を促す支援体制の構築である。志を同じくする仲間との交流を通して、生徒が自らの課題を把握し、質の高い学習に主体的に取り組めるようにする。また、学習のペースづくりについても、学校側が積極的に支援していく。

 

 三つ目は、校内の連携を強化し、難関大学合格を見据えた指導体制を整備すること。担任や進路指導部が情報を共有できる仕組みを整えるとともに、入試問題研究会や模試分析会、さらに予備校主催の東大入試問題研究会への参加などを通して、若手教員の育成にも取り組んでいく。

 

 同校がこのプロジェクトを立ち上げた背景には、上位大学への進学を目指す意欲的な中学生が市外へ流出している現状への危機感がある。県内トップレベルの進学校として一層の魅力を備えることで、市内外から意欲ある生徒から一目置かれる存在になることを目指す。

 

 プロジェクトでは、生徒の意識が変わり、教員が育ち、やがて学校全体の文化が変わることが期待されている。単に難関大学への進学者数を増やすことを目的とするのではなく、学びへの意欲を引き出し、生徒一人ひとりの自己成長を後押しすることが、本取り組みの真の狙いともいえる。

 

【図】桐生高校が発表した東大合格プロジェクトの概要

(編集部)

 

 

 

 

 

 

 

広告

編集部より 記事は配信日時点での情報です。

ページトップへ