ホーム

»

学校ニュース

»

学校訪問 四ツ葉学園 探訪記② カリキュラム編

学校ニュース

一覧はこちら

学校訪問 四ツ葉学園 探訪記② カリキュラム編

中学入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2015.07.11 
tags:四ツ葉, 中高一貫, 学校訪問

四ツ葉学園の校章

写真を拡大

  中学校であれば入学してから3年後には高校入試という形で新たな進路選択を迫られる。

中だるみと言われる時期も中学2年前後の約1年で終わる。中高一貫校は6年間という長い期間を一つの集団で過ごす上,高校入試という壁がないため中だるみの期間が長くなってしまわないだろうか。

このあたりを学校側に聞いた。

 

  四ツ葉学園では“中だるみ対策”として,高校入試学年である前期課程の3年次にアチーブメントテストを実施している。アチーブメントテストとはプレテストを入れると年間4回,学んだことの到達度を測る試験だ。レベル的には「高校入試に匹敵するレベル」(三村校長)。これを合格するまで受験してもらう。

1回目のテスト(9月実施)ではほぼ10名程度しか合格できない。2回目のテスト(12月実施)でほぼ半数が合格。これを3月まで実施する。3年次は数学も高校内容の前倒しを行うことでモチベーションを高めている。 3年次に一般の公立高校に進路をシフトさせる生徒はいないのかという問いに対し,三村校長は「勉強上の理由で進路を変える生徒はいない。ただ毎年2名くらいが部活動や文化活動を理由に転校することはある」と答える。たとえば,テニスに専念したい生徒がテニスで有名な三重県の高校に転校したケースが過去あったという。

  ただ,一期生のある保護者は「3年次に高校受験をさせない雰囲気はあった。前橋高校や前橋女子高校の受験を考えていた生徒も実際いたようだが,流失させないような空気はあった」と話す。

  3年次は一貫校では中だるみしやすい時期にあたり,他の公立中に通う生徒が真剣に受験に取り組む姿をみて,焦る保護者が一定数いたことは否めない。このあたりの対応は今後の四ツ葉の課題といえるのかもしれない。

 「一貫校というのは,4年次(高校1年)に途中から入学してくる生徒がいないため,より柔軟なカリキュラムが組めるところが魅力です」(同校長)。一貫校と市立太田のような併設型の違いを強調する。その一貫校の強みを生かして,キャリア教育を行っている。早稲田大学を拠点に最先端の技術に触れるアカデミックキャンプ(2年次)や希望する大学に突撃取材を敢行する大学突撃取材(4年次)などユニークな行事も一貫校ならではだ。そして,その集大成ともいえるのが,5年次の「海外グローバルリーダー研修」。アメリカのスプリングフィールド市のミズーリ州立大学を拠点に約2週間,語学研修やボランティア活動を行うことで,「世界で活躍できるグローバルリーダーの資質を身につける」のが目的だ。これには5年生全員が参加する。

 「ミズーリ州は英語の中でも標準語を学べる地域。伊勢崎と姉妹都市提携を結んでいるし,西海岸のように海外研修がビジネス化されていないところが魅力。ボランティア活動や職場体験まで出来てしまうのです」と三村校長は話す。

  6年間という長い期間だからこそ,じっくり将来に向けた進路選択を実現できる。これが四ツ葉学園の魅力の一つだ。

【編集部=峯岸武司】  

ページのパスを確認してください

ページトップへ