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英語の平均点、大幅に下がる 習熟度の二極化進むー県教委

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英語の平均点、大幅に下がる 習熟度の二極化進むー県教委

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.04.19 
tags:群馬県公立入試 平均点, 群馬県教育委員会 高校入試

 19日、群馬県教育委員会は2024年度(令和6年度)の公立高校入学者選抜(全日制・フレックス高校)の結果を発表した。
 受検者平均は265.6点(昨年度292点)、合格者平均は273.3点(昨年度295点)だった。今年度の入試から、いままで実施してきた前期選抜と後期選抜が廃止され、入試が一本化された。

 出題方針については、従来の方針を引き継ぎつつも、「知識・技能を活用し、課題解決するために必要な思考力・判断力・表現力をより重視して出題した」と県教委。とりわけ英語の平均点が44.9点と低く、昨年度に比べ13.9点下がった。「指導要領の変化に対応し、考えて答える問題が増えた。ある程度の字数を英文で書くような出題もあり、英語の習熟度の差が大きく出たからではないか」と県教委では分析している。

 また、今年度からは各教科の平均点に加え、大問別の受検者の平均点も公表。その意図として「出題領域や出題方法が大問によって異なるため、大問別に中学校の先生には分析してもらい、指導に生かしてもらうため」と県教委では話している。
 受検者11,765人で10,994人が合格。うち再募集での合格者は121人、追検査の合格者は22人だった。

 

【各教科の平均】得点率(%)については編集部で追加した。

国語

※一部の高校では、大問間の配点を変更している場合もある。

数学

※一部の高校では、大問間の配点を変更している場合もある。

英語

社会

理科

【受検者の得点分布】

(編集部)

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