ぐんまDXハイスクールに22校が指定 採択校、国から上限1,000万円の補助
19日、群馬県教育委員会は、文部科学省が今年度から実施する「高等学校DX加速化推進事業」に県内の公立高校17校、私立高校5校計22校が採択校に選ばれたことを発表した。県内では申請したすべての高校が採択された。
本事業は情報・理数などの教育を重視し、ICT(情報通信技術)を活用した文理横断的で探究的な学びを強化する高校に対し、ハイスペックPCや3Dプリンタ、動画・画像生成ソフトなど通信機器整備などの経費を上限額1000万円で補助するもの。
採択された22校は、今後「ぐんまDXハイスクール」としてドローンや3Dプリンタなどを活用した専門科目の深化やデータサイエンスやAIを活用した探究活動の実施など各校が設定した取り組みを行っていく計画だ。
県教委高校教育課では「各高校が本事業に関心を持ち、自主的に申請したいと手を挙げてくれたことに価値がある」と話している。
SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)4校(前橋高、前橋女、高崎高、桐生高)は、すでにICTを活用したカリキュラムを行っているため、今回の申請の対象外となった。
■ぐんまDXハイスクール一覧(文科省 高等学校DX加速化推進事業 採択校)
<公立高校>
①前橋東高校
②前橋工業高校
③前橋商業高校
④高崎女子高校
⑤吉井高校
⑥高崎商業高校
⑦桐生清桜高校
⑧伊勢崎高校
⑨太田女子高校
⑩太田工業高校
⑪沼田高校
⑫尾瀬高校
⑬沼田女子高校
⑭利根実業高校
⑮藤岡中央高校
⑯吾妻中央高校
⑰嬬恋高校
<私立高校>
①樹徳高校
②東京農業大学第二高校
③共愛学園高校
④新島学園高校
⑤常磐高校