バスケ部と柔道部(男子)を新設へ 桐生大学附属中 来年度の校名変更にあわせて
桐生大学附属中学校は、来年度の校名変更に伴い、バスケットボール部と柔道部(いずれも男子)を新設するなど、制度面でも大きな改革を打ち出した。
同校は2026年度から「桐生第一中学校」に校名を改める。それに伴い、現在採用している特別進学コースと進学スポーツコース(サッカー・軟式野球)による2コース制は廃止され、男女混合の2クラス編成へと変更される。毎年のクラス替えを通じて多様な仲間と交流し、お互いの個性や可能性を認め合える環境づくりを目指す。カリキュラムについては、これまで通り習熟度別の「深掘り学習」を継続し、学力向上にも力を入れる。
制度改革の柱の一つが、中学、高校の連携強化だ。来年度からは一部を除く多くの部活動を桐生第一高校と合同で実施することも決定している。
今回新設されるバスケットボール部と柔道部も、その連携強化の一環だ。桐生第一高校では野球、柔道、陸上、サッカー、バスケットボール、ラグビーの6競技に注力しており、中学段階から野球(軟式)、サッカーに加えて新たにバスケットボールと柔道が加わることで、6年間を見据えた一貫した育成体制の充実が期待されている。
同校の神子澤修校長は「桐生第一高校の進学スポーツと一体化を図り、6カ年教育のメリットを最大限に生かしたい」と話す。
なお、サッカー・軟式野球・バスケ・柔道の4部活動については、入学前の練習会や体験会への参加と、入試での実技試験の受験が入部条件となっている。サッカー・軟式野球の練習会については同校のホームページで確認できる。バスケ部の練習会は7月21日(月)、8月11日(月)の午後4時から桐生第一高校の体育館で実施される予定。お問い合わせは0277-48-8600まで。

【写真】現在配布されているバスケ部と柔道部の案内
(編集部)
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