国内素材にこだわったペンケース「Wanofu」 シリーズ第3弾は「桐生織」 パイロット
大手文具メーカーのパイロットコーポレーション(東京都中央区)は今年5月、桐生織を素材に使った新作ペンケース「Wanofu(ワノフ)桐生織」を発売した。パイロットによると、国内店からの注文に加え、アジアを中心に海外からの引き合いもあり、滑り出しは順調だという。
ワノフは、生地の生産から縫製までの全工程を国内で行うこだわりのペンケースシリーズ。2020年の徳島県「阿波しじら織」を皮切りに、21年には第2弾として岡山県「倉敷帆布」を採用。今回、第3弾として桐生織が選ばれた。
同社によると第1、第2弾が西日本だったため、次は東日本から選びたいとリサーチ。同社文具企画課の吉田めぐみさんは、「『西の西陣、東の桐生』という言葉に出合い、桐生織を知りました。実際に生地を見て、その品質の高さに魅了されて決まりました」と、採用経緯を明かす。
桐生織ペンケースのデザインは、柔らかな曲線が特長の「ラウンドブラウン」、凹凸感のある肌触りの「ワッフルホワイト」、3色を組み合わせたタータンチェック柄の「タータンブルー」の3種。
企画から販売まで、開発には約1年半の歳月をかけた。製造を担ったのは上山織物(桐生市境野町)。パイロットが作成したデザインに基づき、同社が1、2カ月かけて試作を重ねた。

【写真】桐生織を使用したペンケース「Wanofu」
【動画】パイロットのYouTubeより
「これまでのように原反(げんたん)で卸すビジネスだけでなく、最近はメーカーから製品として受注し、納品するケースが増えています」と、同社の上山洋史社長(49)は話す。今回は既製の糸を使用したため、「デザインに合う糸や色の選定には苦労した」とも。
サイズはSとLの2種類。Sサイズ1650円、Lサイズ1879円(いずれも税込み)で全国の文具店、量販店、百貨店などで販売されている。
(編集部)
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