【夏のおでかけ特集】中之条「十二の杜」で自然に癒やされる 自然農法への取り組みもはじまる

夏休みに入り、家族でおでかけするには絶好の機会。みんなの学校新聞編集部では、大自然に囲まれたキャンプ場で親子の絆を深める時間を提案します。今回紹介するのは草津温泉と沢渡温泉の間に位置し、草津温泉までは、車で約20分ほどの立地にある群馬県中之条町のオートキャンプ場「十二の杜(もり)」です。

【写真】キャンプ場の管理棟(右上)/グランピング施設(右下)

林間のキャンプサイトは40以上あり、快適でおしゃれなグランピング施設と釣り堀も併設。敷地内を流れる川のせせらぎと鳥のさえずりを聞きながら、自然との共生を味わえるキャンプ場で、初心者から上級者まで楽しめる。
キャンプ場の管理棟の屋根は芝生が敷き詰められた草屋根で、シックでモダンな雰囲気は周りの自然ともうまく調和されている。
キャンプサイトは4区画。敷地面積は約4000平方㍍。どのサイトも十分な広さが確保され、周りを気にせず楽しめる。
キャンプ場内の2棟のグランピング施設(写真)は、ドーム型でラグジュアリー感あふれる居住空間には運営会社が扱う薪ストーブや、BBQコンロ、焚き火台を完備。
オープンして3年がたち、これまでに音楽フェスやジムニー愛好家のイベントなどいろいろなイベントも開かれ認知度も高まり、つながる人脈も広がりつつある。
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運営するのは草屋根や薪ストーブなどを提案するG.K.Works(伊勢崎市、小沼良彰社長(写真)=45)。「草屋根と薪ストーブのある暮らし」を約13年前から発信している小沼社長は人間本来の生き方を「自然との共生」と考える。伊勢崎オフィスに併設のカフェでは草屋根の建物に薪ストーブを設置。地元産の安全野菜を使ったメニューを提供している。

【写真】キャンプ場運営の思いを語る小沼社長
小沼社長は「癒しを求め山や川などの自然に足を運ぶ人は多く、家こそそう感じる場所であるべき。キャンプ場のような自然と共存する暮らしが理想だと思う。このキャンプ場を通して自然との共生という暮らし方を伝えていければ」とオープンに至った経緯を語る。

小沼さんがこれから取り組みに力を入れるのがエコビレッジ化プロジェクトだ。エコビレッジは自然資材を使った建築、有機農法、雨水や排水の再利用するなど自然と共生し環境に配慮した持続可能なライフスタイルを目的とする。
キャンプ場に隣接した広大な畑を活用して無肥料・無農薬野菜づくりと古民家をリノベーションしたゲストハウスで化石燃料に頼らなくても過ごすことのできる生活スタイルを体験できるというもの。主旨に賛同し一緒に取り組む参加者も受け付けている。

かねてより取り組んでいる自然農法は、自然界が本来持っている微生物の力を活性化させて、水質改善・土壌改善などの効能をもたらす『バクチャー農法』。これを主軸に糸状菌を活用した有機農法で、肥料や農薬を使わずに野菜を育てる『菌ちゃん農法』や、食(植物)の安全と飢餓リスクに備えて多様な種子を守り、未来へ繋げるための『種バンク』などの可能性にも期待を抱く。
小沼社長によれば自然農法で育てた野菜は害虫に強く、高い抗酸化と含まれるビタミンも豊富で特に糖度が違うという。自然に任せて育てるほったらかし農法によるジャガイモやトマト、ピーマン、大根、レタス、白菜など作る予定だ。
エコビレッジの存在意義について、「生きていく中での根本的な不安は、“食べることが保証された生活ができるかどうか”」。
食の安全性、災害や有事などによる食糧自給への不安といった今の生活がなんらかの原因でできなくなってきた際に、安定した環境で暮らすことのできるコミュニティがあることは大きな安心感につながる。
「日々の幸せに感謝できるからこそ、当たり前の生活はないことをいつも意識していくべき」と小沼さん。
現代の暮らしから比べたらかまどでお米を炊いたり、お風呂を薪でくべるというのはとても面倒で手間と時間がかかるもの。
小沼さんは「このプロジェクトに気軽に参加してもらい、まずは小さな体験をゆっくり積み重ねて、環境やサイクルに慣れていき、普段の暮らしの快適さやありがたみを再確認するのも心地よいのでは」と呼び掛けている。
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主旨に賛同する参加者を随時受け付けている
参加条件は、18歳以上で18歳以下は保護者同伴、基本週末活動、参加費は無料。参加特典は、自然農法で育てた野菜が食べられることや、自然の中で非日常な時間をゆっくり過ごすことが出来ることなどだ。
各自の役割分担を明確にして日々の業務に反映させるといった企業研修やスポーツ・クラブチーム研修にもすすめられるとしている。
お問い合わせは同キャンプ場ホームページまたは(☎0279-82-5576)へ。

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