12歳以下「侍ジャパン」に 北小6年の峰岸さん 野球日本代表で国際大会へ
12歳以下の野球日本代表「侍ジャパンUー12」のメンバー15人が10日に発表され、菱・境野フューチャーズの峰岸走太朗さん(12)=桐生市立北小学校6年=が選ばれた。11月23日に愛媛県で開かれる「第11回アジア野球連盟(BFA)U12アジア選手権」に出場予定。峰岸さんは「どこまで通用するか楽しみ」と意気込んでいる。
峰岸さんは154㌢46㌔と小柄ながら、スピード豊かな俊足好打の外野手。右投げ両打ちで遊撃手や投手も兼ね、プロ野球元巨人の仁志敏久監督率いる侍ジャパンUー12では背番号4を付ける。
菱・境野フューチャーズで小1から野球を始め、現在は主軸として活躍。12月開催のNPB12球団ジュニアトーナメントに出場するヤクルトスワローズジュニアの今季メンバーにも選ばれている。
今回の侍ジャパンUー12メンバーは、全日本軟式野球連盟に登録する学童野球チーム所属の小学生から公募。峰岸さんはインターネット経由の動画による8月の1次選考を通過し、今月5日に横浜市で行われた東日本の2次選考会を経て選ばれた。
峰岸さんを含むメンバー15人は、11月2~4日の川崎市での事前合宿を経て、同23~29日に愛媛県松山市と今治市で開かれる同選手権に出場。日本に加え、韓国、台湾、中国、フィリピン、香港、タイなどの国・地域が出場予定だ。
峰岸さんは侍ジャパンU-12選出について「素直にうれしい」とコメント。「(選考会で)足の速さはアピールできた。守備範囲の広さや両打ちなど、ほかにも強みはあるので、アジアのレベルでどこまで通用するのか、今から楽しみ」と抱負を語った。