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高経附 高経大と共に挑むコラボゼミ16年 探究の成果発表会

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高経附 高経大と共に挑むコラボゼミ16年 探究の成果発表会

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.08.27 
tags:矢野修一 教授, 高崎経済大学, 高崎経済大学附属高校, 高経附 高大連携 コラボゼミ

成果発表を行う生徒の様子(高崎経済大731教室で)

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 高崎経済大学附属高校(小林旭校長)が高崎経済大学と連携して取り組む探究授業「高大コラボゼミ」の成果発表会が21日、同大731教室で行われた。午前中は理系オナークラス(3年7組)、午後は文系オナークラス(3年1組)が発表し、生徒や保護者ら約280人が集まった。

 

コラボゼミのはじまり 
 オナークラスは高大連携による探究学習を重視する特別クラスで、同校の“名物授業”でもある。始まりは16年前、矢野修一教授(高崎経大)のゼミと附属高3年1組が共同で行った日本企業のケーススタディー。専門的な知識やプレゼン力を養い、キャリア意識を高めることを目的としてスタートした。

 

世界はだれかの仕事でできている
 矢野教授は冒頭のあいさつで「3年の受験期に『こんなことをしていて良いのか』という声は昔からあったが、受験勉強とコラボゼミは相反するものではない。ここでの真剣な取り組みは人生の選択や受験勉強にも必ず役立つ」と力説した。また「世界は誰かの仕事でできている」という缶コーヒーのCMのキャッチコピーを引用し、「皆さんは将来その『誰か』になる。進路を切り開くこの時期に真剣に考えることがゼミの本質だ」と語りかけた。

 

【写真】あいさつをする矢野修一教授

 

企業研究がテーマの文系オナークラスの発表会
 文系オナークラスのテーマは「企業研究」。1班は大学生2~3人と高校生5~6人で構成され、大学生は専門知識を教えつつ自身の学びを深める。高校生にとっては大学の学びを体験する貴重な機会となる。研究対象の企業は、大企業OBによる社会貢献団体「経営支援NPOクラブ」が紹介。今年は三井海洋開発やセコムなど6社を対象に、各班が4月から資料調査や企業訪問を行い、発表に臨んだ。発表は1班20分で、その後に質疑応答が行われた。

 三井海洋開発(MODEC)を研究した班は、石油需要の継続的な伸びに依存する同社の事業ポートフォリオに着目、長期的には石油需要の減少が避けられないことから今以上に新規事業へ注力すべきであると提言した。これに対し、同大の水口剛学長は「担当者が同席する中で挑戦的なプレゼンをしたのは驚き。事業の強みだけでなく課題を明確にし、洋上風力の停滞やブルーアンモニアについて触れたのはレベルが高い」と称賛した。

 

【写真】会場の様子

【写真】三井海洋開発の研究をした班の発表

 高崎経済大学ブックレット7「高崎からのグローカル人材育成」では、コラボゼミを「大学の核となるゼミと高大連携を掛け合わせた、人材育成に貢献する教育モデル」と位置づけている。今回の発表会もその理念を体現する場となり、学生と生徒が課題に真摯に向き合う姿が印象的だった。

(編集部)

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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