みんなで創る 投稿型広域学校新聞

　群馬県は6月29日、子供が私立高等学校等に在籍していて、支給条件を満たす保護者を対象に給付金の給付を行うことを発表した。給付金を支給することにより経済的負担の軽減を図り、教育の機会均等を実現するのがねらい。

 

 

　給付対象者は下記の条件を満たす者となっている。

 

❶　生活保護(生業扶助)受給世帯、または、平成29年度市町村民税の所得割額が非課税の世帯
❷　保護者(親権者)が群馬県内に在住する世帯
❸　就学支援金の支給対象である私立高等学校等に生徒が在籍しており、休学中でないこと
❹　生徒が平成２６年４月１日以降に高等学校等に入学した者であること（生徒１人につき年１回、通算３回通信制等は４回まで）

 

　ただし、以下の場合に該当する場合は支給対象外となる。
•　特別支援学校の高等部に在学している者
•　児童福祉法による児童入所施設措置費（見学旅行費または特別育成費（母子生活支援施設の高校生等を除く））を受給している高校生など
•　保護者等が海外に在住しているなどの理由により、保護者等全員分の課税証明書が確認出来ない場合

　申請書類は、群馬県内の私立高等学校等に生徒が在籍する場合は在籍している高等学校等に提出する。県外の私立高等学校等に生徒が在籍する場合は、群馬県総務部学事法制課あてに、郵送等の方法により直接提出することになっている。

　提出期日は7月1日から7月31日までだが、群馬県内の高等学校等に在籍する場合は、別途学校長が指定する期日までとなっている。

 

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（編集部＝峯岸武司）