桐生市内公立小学校にスポットクーラー 来年3月に導入
桐生市の荒木恵司市長は20日、同市役所で定例記者会見を開き、学校施設の暑さ対策として市内の公立小学校と義務教育学校の全17校の体育館に1台ずつ移動式のスポットクーラーを導入することを明らかにした。導入時期は2025年3月中を予定する。
桐生市内すべての公立小中学校では、普通教室への空調設備設置が完了しているが、特別教室や体育館ではいまだに設置が進んでいない状況がある。この状況を改善しようと、桐生市議会の教育民生常任委員会が9月3日、「学校施設の暑さ対策関する要望書」を荒木市長に提出。スポットクーラーの早期導入などを求めていた。
市ではまず小学校にスポットクーラーを設置し、費用対効果を検証する考え。購入金額は1台約116万円で、財源は前年度繰越金を充てる。
市では小学校へのスポットクーラー設置事業として1982万2000円の追加を含む24年度一般会計補正予算案を市議会12月定例会に提出する。
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