群馬県公立高校入試 入試の講評について塾の先生にお願いしてみた◆社会編
今年度の群馬県公立高校の入試問題について、難易度や特徴などはどうだったのか。県内の学習塾の先生に講評していただいた。
■例年と比べて難易度はどうでしたか?
■講評
問題の質の面での評価 ★★★☆☆
今年度の問題の傾向も例年と同じように総合問題1題、地理、歴史、公民から2題ずつ出題され、計7題の大問で構成されていました。
大問1の地理、歴史、公民の総合問題はSDGsをテーマにした問題でした。地理は、大問2で北海道、大問3でヨーロッパについての問題、歴史は、大問4で古代から近世まで、大問5で近現代の問題、公民は、大問6で経済、大問7で政治の問題が出ていました。
今年度の特徴としては、例年と比べて記述問題と語句問題が減少し、その分、記号問題が増えました。しかし、記号問題は資料を細かく確認し、知識と時代背景や地域の特徴を織り交ぜて正解を選ばなければならない難しめの問題も出題されていました。そのため、平均点は例年と同じぐらいになると思います。
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