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【コラム】愛されるためには(神子澤修)

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【コラム】愛されるためには(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.03.15 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

5年ぐらい前の話です。当時、新規オープンしたコンビニに入った時のことです。

 

入りたての所にブラックボードにホワイトペンで

「私たちは、地域社会の皆様から愛されるお店作りに励みます」との決意表明(?)が立てかけられていました。

 

それを見た瞬間、「このお店は駄目だろうな」と直感的に思いました。

案の定、5年経った今でも駄目です。サービスがおざなりです

何故駄目なのか?

 

私の経験上、「愛されよう、愛されよう」と思っているうちは「愛されない」からです。

「私を愛してください。」と言われたら、普通は「はぁ」って引いてしまいます。ある意味傲慢だからです。

 

では、どんな人が愛されるのか。

答えは簡単です。「愛する人」が愛されるのです。

 

ですから、私たちは周囲から「愛される人間」作りではなく、周囲を「愛する人間」作りをしなければならないのです。そして、「愛する人」は、必ず「愛される人」になっていきます。

 

私がコンビニのオーナーだったらこうブラックボードに書きます。

「私たちは、地域社会の皆様を、心から愛するお店作りに励みます」と。

 

桐生大学附属中学校 教頭 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 教頭 

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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