吉田潔咲(桐生広沢中出身・明秀日立高2年)、全国大会へ 日本女子アマゴルフ出場権を獲得
桐生市立広沢中出身で明秀日立高校(茨城県日立市)2年の吉田潔咲が、14日から岐阜県関市にある岐阜関カントリー倶楽部東コースで開かれる第63回日本女子アマチュアゴルフ選手権に出場する。5月13日に埼玉県の嵐山カントリーで行われた関東女子ゴルフ選手権決勝で好成績を収め、出場権を得た。全国大会出場は初めてという吉田は「今まで経験してきた中で最もレベルの高い試合。自分の今のレベルを試すとともに一つでも上の順位を目指して頑張りたい」と意気込んでいる。
小学4年のとき、父の影響でゴルフを始めた。それ以前からジャズダンスやヒップホップダンスに親しみ、中学時代は陸上部に所属。中学卒業時、ゴルフの練習環境が充実していることなどから明秀日立への進学を決めたという。現在は親元を離れ、同高校の寮で生活している。
ベストスコアは68。関東女子ゴルフ選手権決勝では、71、74、82のトータル227、41位タイで日本女子アマの出場権を得た。
明秀日立高ゴルフ部の先輩(今春卒業)で、在学中にプロになった佐藤心結が目標。佐藤は昨年の日本女子アマゴルフ選手権で3位に入っている。
〈メモ〉日本女子アマチュアゴルフ選手権は、女子アマチュアゴルフナンバーワンを決める大会。日本ゴルフ協会主催。1994年の第36回大会は大山志保、2003年は宮里藍、05年は諸見里しのぶが優勝するなど、女子ゴルファーの登竜門となっている。