太田工科専門学校で企業説明会 留学生120人が地元企業学ぶ
外国人留学生を中心に自動車産業の担い手となる技能技術者を育てようと、2022年4月に開校した太田工科専門学校(竹内敏彦校長、太田市東本町)では、10月15日~11月14日の間、同校生徒を対象にした企業説明会を実施している。留学生に向け、日本で働くイメージを持たせることがねらいだ。
同校は、22年4月に太田地域の産業界の要望や支援を受け、卒業後に即戦力として活躍できる自動車産業の技能技術者を育てる専門学校として開校。新型コロナウイルスの流行が一段落したことから、24年度には自動車テクノロジー学科に定員の120人が入学。新たに開設した日本語学科にも30人の新入生が入学した。
今回の企業説明会は今年度に自動車テクノロジー学科に入学した外国人留学生が対象。学生に就職に対する意識付けをするとともに、地域にどのような企業がありどんな製品を製造しているのかを学ぶ場として開催する。今回が初の試み。
説明会には後援会企業や同校の取り組みに興味を持つ県内企業など25社が参加。桐生市からはミツバや小倉クラッチなどが参加し、10月31日にはミツバの採用担当者らが学生に向け、企業説明を行った。
同校の就職担当者は、「就職活動が早期化する中で、学生には日本で働くイメージを早めに持ってほしい。生活する地域にどんな企業があるのか学んでもらえれば」とした。
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