関学附で校外学習が行われるー14日
14日、関東学園大学附属高校では、高校2・3年生の校外学習が行われた。
高校2年生は、栃木県宇都宮市にある大谷資料館で、地下空間30mの世界で大谷石発掘方法の変遷や石質等について学んだ。初めて見る大谷石のステージに圧倒され興奮する生徒が多くいた。途中、寄った道の駅ろまんちっく村では、満開の桜と豊かな自然の中で生徒同士が親睦を深めていた。
インターネットなど新しいメディアが登場し、情報源の多チャンネル化が進んだ。その結果、情報を受け取るだけでなく、個人が情報発信できる時代になっている。
「展示などを通して、情報を鵜呑みにしない習慣を身につける大切さを学ぶことができたのではないか」と同行した教諭は話している。同じ事実があっても、観点によって記事の内容が変化することに興味を持っている生徒もいたようだ。
同校では「この校外学習を通じて、生徒たちは、情報が与えられたときは真偽を確認し、自らが情報を発信するときは慎重に行うことの大切さが学べたのではないか」と今回の校外学習の意義を説明している。
●大谷博物館(宇都宮市)
●ニュースパーク(横浜市)
(編集部=峯岸武司)