【特集】県内高校、群大医学部医学科の合格力ー過去5年(H24~28年)
みんなの学校新聞は県内にある高校の群馬大学医学部医学科への進学者数(過去5か年)を調べた。対象にしたデータは人数が確定している平成28年度入学者(現大学2年生)までの5か年。
同大医学部医学科は、開成、麻布、桜蔭などの首都圏の難関高校出身者が数多く在籍している。その中で、定員の約30~40%程度を県内にある高校出身者が占めていることが分かった。
同大医学部医学科は、開成、麻布、桜蔭などの首都圏の難関高校出身者が数多く在籍している。その中で、定員の約30~40%程度を県内にある高校出身者が占めていることが分かった。
医学部医学科の輩出数は将来の地域医療の確保にも影響力を持つと言われている(参考)。今回の調査で、県内の高校が、地元国立大医学部に安定的に入学者を送り出していることも明らかになった。
学校別に見ると、前橋高校が経年で安定して13~17名の幅で進学者を輩出しており、「医学部医学科に強いマエタカ」の面目躍如だ。
学校別に見ると、前橋高校が経年で安定して13~17名の幅で進学者を輩出しており、「医学部医学科に強いマエタカ」の面目躍如だ。
県東部では、人数こそ少ないものの、太田高校、太田女子高校がこの5年で安定して入学者を輩出している。また県北部では沼田高校が存在感を放っている。
英語のイマージョン教育など独自のカリキュラムを打ち出しているぐんま国際アカデミー(GKA)は平成27年に1名進学者を出し、今年(平成29年)また、2名の合格者を出し、健闘している。
■過去5年の群馬大学医学部医学科の県内高校出身者内訳(平成24年度~28年度)
➡画像をクリックすると拡大表示されます。
(編集部=峯岸武司)
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