大隅俊平最後の弟子が語る「刀剣の魅力」ふいご祭りも同日開催ー大隅俊平美術館
太田市の大隅俊平美術館で12月7日(日)、大隅俊平刀匠の最後の弟子として知られる本田俊正刀匠による刀剣解説イベントが開かれる。同日に伝統行事「ふいご祭り」も開催され、普段は非公開の仕事場も一般公開される。
日本刀の美と技を身近に感じてもらおうと、大隅俊平美術館(太田市)では12月7日(日)、刀匠・本田俊正氏による特別解説イベントを行う。本田氏は大隅俊平刀匠の最後の弟子で、現在展示中の大隅刀匠作の刀剣について、初心者にも分かりやすく語る。刀剣の見どころや鑑賞の基本、職人の心構えなど、専門用語をかみくだいて解説する予定。
また当日は、日本刀の製作に欠かせない火の神をまつる「ふいご祭り」(午後1時~同3時)も同時開催される。
午前10時から午後3時まで、普段は立ち入ることができない仕事場を一般公開。鍛刀の現場を間近で見られる年に一度の貴重な機会となる。
参加者は刀匠に直接質問することもできる。刀剣に詳しい人はもちろん、初めての人でも楽しめる内容となっている。
本田俊正刀匠は1973年生まれ。1992年に大隅俊平刀匠に入門し、1997年に刀剣類制作の承認を取得、1999年に独立。現在は埼玉県秩父郡東秩父村の鍛刀場で作刀を続けている。
【写真】本田俊正刀匠(左)と展示室の様子(右)

大隅俊平美術館
(編集部)
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