桐生市初の金魚喫茶「アクアカフェ蓮華」10月19日にオープン 多くのファミリー層に見てほしい
桐生市本町4丁目に鑑賞魚を眺めながら飲食を楽しめる市内初の「アクアカフェ蓮華(れんげ)」が19日にオープンする。
金魚店と喫茶店という異業種2つが合わさった新コンセプトの同店は同市梅田町在住の小沢和浩さん(34)と睦さん(38)夫妻が開業する。夫の和浩さんは幼少期から金魚や熱帯魚の魅力にはまり、現在でも自宅に1,000匹以上の観賞魚を飼育している。昨年11月に行われた「土浦金魚品評会」では総合3位入賞と業界内でも評価は高い。ケーキ店の経営が長年の夢であった妻の睦さんがオーナーを務め調理や接客などを担当し、和浩さんが「金魚・メダカアドバイザー」として飼育相談を主に行う。
9日に行われた報道陣用の内覧会では、珍しい金魚や自家製ガトーショコラケーキが公開された。店内の広さは約33㎡でカウンター5席。店外からもわかるように大きな水槽が並ぶ。常時100匹以上の金魚・メダカが待ち構え、目玉の品種「ローズテールオランダ」は長い尾ひれを揺らしながら、水槽の中を優雅に泳いでいた。他にもお腹がふくらんだ丸い体形の「ピンポンパール」、だるま琉金とも呼ばれるずんぐりとした見た目の「琉金ショートテール」などが鑑賞できる。また、気に入った金魚やメダカも購入することができる。
今後は飼育相談会やワークショップなどを予定し、桐生が岡動物園や遊園地帰りのファミリー層をターゲットに、SNS映えする新しい観光スポットを目指すという。小沢睦オーナーは「小さなお店ですが金魚やメダカをゆっくり眺めながら、ケーキを召し上がってほしい。市内初の癒しの空間・アクアカフェで桐生に新しい風を吹かせたい」と意気込んでいる。
金魚の価格は約1,000~30,000円、メダカは約500~20,000円。育成グッズとして水槽や餌のセットも用意。店内では生チョコガトーショコラ(630円)、バスクチーズケーキ(740円)、バスクブラウニー(730円)の3種類のケーキを提供。コーヒーや紅茶のセットもある。
同店のオープン日は10月19日(日)。営業時間は午前11時~午後5時、定休日は月・火曜日。詳しい問い合わせは同店インスタグラム(@aqours.cafe.renge)または電話(090 3800 0378)で。

(編集部)
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。
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