全国の歌声が「織都」に響く 桐生で初の「コロ・フェスタ」開催へ
全国の合唱団が一堂に会する「コロ・フェスタ2025 in 桐生」(一般社団法人音楽樹・実行委員会主催)が、11月8日(土)と9日(日)の2日間、桐生市で開かれる。毎回異なる開催地で行われる同フェスティバルが群馬で開催されるのは初めて。音楽を通じた交流と合唱文化の発展を目的に、街全体が歌声に包まれる2日間となる。
「コロ・フェスタ」は、音楽樹と各地の実行委員会が協力し、作曲家・故三善晃氏の音楽的理念を軸に、土地の文化や特色を生かした企画を展開してきた。
今回のテーマは「織都桐生に響く 未来への歌声」。歴史ある織物の街・桐生に、全国からの合唱団が集い、現代合唱の多彩な響きを届ける。
初日の8日には「街角コンサート」を開催。午後0時30分からJR桐生駅構内キリピア前とMEGAドン・キホーテ桐生店(末広町通り側)のコンコースで行われ、誰でも自由に聴くことができる(観覧無料)。全国から集まった合唱団が、街なかで歌声を響かせ、フェスティバルの幕開けを飾る。
翌9日はメインコンサートを、美喜仁桐生文化会館シルクホールで午前10時から午後6時まで開催(午前9時40分開場)。北海道から沖縄、さらに台湾からも合唱団が参加する。現代合唱界を牽引する団体が多数出演し、地域の合唱団との共演も見どころ。桐生ゆかりの作曲家・寺嶋陸也氏が編曲した「上州民謡 八木節」の合同演奏も披露される。
入場料は一般1,000円、中高生500円、小学生以下は無料。実行委では「合唱の魅力と多様性を体感できる貴重な機会。ぜひ桐生で、未来へつながる歌声をお楽しみください」と来場を呼びかけている。
お問い合わせはコロ・フェスタin桐生事務局(coro-festa@ongakuju.com)まで。
(編集部)
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