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桐一高生が地元商店街を取材「店の奥深さ知った」 デザイン美術コースの校外授業 独自のチラシ作成へ

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桐一高生が地元商店街を取材「店の奥深さ知った」 デザイン美術コースの校外授業 独自のチラシ作成へ

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.10.27 
tags:ハワイアンカフェ&バー「ラウレア」, 桐一, 桐生第一高校

丹羽オーナーの話を聞く小滝さんと斎藤さん(ハワイアンカフェ&バー「ラウレア」で)

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 桐生第一高校(福田享校長)普通科デザイン美術コース3年生40人が17日、授業の一環として数人ずつの班に分かれ、桐生市中心商店街の各店を取材した。店主から出店の経緯や熱意を聞き、「店の奥深さを知った」と感服する生徒も。取材成果を基に地域貢献の一環で、生徒たちは独自のチラシを制作して各店の魅力をPRする。

 同コース3年生が毎年この時期に行う校外授業で、昨年から中心商店街の各店を取材して店の魅力発信の手伝いをしている。今年は数人ずつの班に分かれて、飲食店や雑貨店など13店・団体を取材した。


 同市本町5丁目のハワイアンカフェ&バー「ラウレア」を取材したのは、同校3年の小滝未莉さんと斎藤美羽さん。同店の丹羽貴映子オーナー(68)から出店の経緯や、経営上の目標などを詳しく聞いた。


 気さくでオープンなハワイの人たちの人間性にほれ込み、この30年で同地を約100回訪れたという丹羽オーナーは「のんびりとした心地よさが好きで、移住を考えた時期もあったが、心地よい場所を桐生につくればいいと思った」と出店の経緯を述べた。


 さらに「新型コロナウイルス禍で厳しい時期もあったが、来年4月で10周年。ハワイ文化のオープンな雰囲気を生かしながら、誰もがのんびりゆったり過ごせる場所をこれからも目指したい」と思いを語った。


 生徒たちは「自分の好きなことに真っすぐなオーナーの人間性にひかれた」(斎藤さん)、「表面的ではない店の奥深さを知った。ハワイ文化にも興味が湧き、行ってみたくなった。店のいい雰囲気に寄せてチラシを制作したい」(小滝さん)と意気込んでいた。

 

桐生タイムス

 

 

 

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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