第1弾は「歴代制服」 桐一カプセルトイプロジェクト始動 生徒のアイデアを形に
桐生第一高校(福田享校長)は6月中旬ごろから、ベイシアグループでカプセルトイ(カプセル入り玩具)などのエンターテイメント事業を手掛ける「ミューエンターテイメント」(本社前橋市、峯岸信之・代表取締役社長)とコラボした「桐生第一高校カプセルトイプロジェクト」を展開する。トイの中身は同校生徒会本部役員が企画・立案したもので、第1弾は歴代の「制服」。来年3月にかけて第2、3弾と展開していく。
学校の個性や魅力などを生徒主体で商品化し、地域に向けて発信する取り組み。第1弾の「制服カプセル」は全9種で、昭和初期の女学校時代のセーラー服から平成期の男女制服、体操着などをモチーフにしたアクリルキーホルダー。桐生市のマスコットキャラクター「キノピー」が現行の制服を着用したキーホルダーも「激レア品」として混ざっている。
同校では今年2月ごろから生徒会内でアイデア出しを行い、学校を象徴するわかりやすいアイテムとして「制服」を採用。女学校時代のセーラー服にみられる多角形(ホームベース)型の後襟なども細かく再現されている。生徒会書記の八木橋優羽さん(2年)は「昭和の時代の制服も、とても特徴的でかわいいデザイン」と魅力を再発見したという。生徒会長の岸映太さん(3年)は「企業とのコラボは初めてで、最初は何をすればいいかわからなかった。出したアイデアが形になって嬉しい。カプセルトイで桐生を盛り上げていければ」と意気込んだ。
カプセルトイは同校の来賓用玄関や新桐生駅のほか、県内ベイシアグループ店舗に設置。桐生みどり地域ではベイシア桐生境野店、大間々店、新里店の3店舗で遊ぶことができる。1回300円を予定。
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