「とにかく挑戦してみて!」 高校生がフランス留学体験報告会ー9日
海外で活躍する若者を増やそうと9日、桐生市末広町のJR桐生駅構内ゆい会議室で、高校生による「留学体験報告会」が開かれた。
高校時代に留学をしてみたいと思っても「多額な費用がかかる」「語学力が不安」と諦めてしまう人へアドバイスを送ろうと一般社団法人きりゅう市民活動推進ネットワーク(近藤圭子 理事長)が地域ESD(持続可能な開発のための教育)活動支援の一環として企画した。
今回紹介されたのは、文部科学省と企業・団体等の官民協働で発足した「トビタテ!留学JAPAN」という留学促進キャンペーン。返済不要の奨学金、成績も語学力も不問、自由な計画で応募できるのも最大の特長だ。同制度は2013年から始まり、これまでに約1万2000人が採択され留学、今年度は700人の高校生が支援されるという。採用倍率は昨年度の高校生コースで応募者1,955人に対し採用者716人の2.73倍。例年3~4倍率で推移しており、競争率は高い。
報告会では今年7月から約3カ月間、同制度を活用してフランスに留学した桐生第一高校1年生の澤口瑛茉さん(16)が現地での体験談や応募方法などを高校生、教育関係者、市議、保護者ら23人に紹介した。

【写真】留学について語る澤口さん(ゆいで)
瑛茉さんは芸術先進国フランスで絵画を学ぶため、首都パリから北西134kmの古都市ルーアンの語学学校「フレンチ・イン・ノルマンディー」に留学、美術館めぐりやデッサン教室で感性を養った。フランス語での日常会話は何にでも使える便利な言葉「C’estbon(セボン)」(いいね!、美味しい、大丈夫、それでいいよ!の意味)を多用し、コミュニケーションを図ったという。
気になる留学の費用収支についてはスライドで図示して解説した。今回のケースでは準備金・奨学金が計83万円支給、旅費交通費、学費、生活費、保険代、お小遣いなどはそこからほぼ賄われた。「工夫して費用も抑えることができ、自己負担額は大きな赤字にならなかった。利用できて本当に良かった」と母の一枝さんは語った。
瑛茉さんは「とにかく挑戦してみる姿勢が自然と身についた。帰国後も新しい変化にビビることなく柔軟に動けるようにもなった。すごくいい経験になったので、もっと多くの方に留学に興味を持ってもらえれば」と呼びかけた。
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。
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