親子三人で毛髪を寄付 ヘアドネーションの社会貢献活動で断髪式
病気などで頭髪を失った人たちに医療用カツラの髪を寄付しようと、桐生市相生町2丁目の美容室アンジュ相生店で「ヘアドネーション」の断髪式が行われた。
ヘアドネーションに協力したのは同市のヨガインストラクター曽根住子さんと長男・で市内中学3年生の大地さん、次男で市内小学5年生の旭さん。三人は困っている人のため「何か役に立つことはないか」とヘアドネーションの社会貢献活動に共感、5年前より髪を伸ばしてきた。
ヘアドネーションは通常31センチ以上の髪の長さが必要で、年齢や性別、髪色は問わず参加が可能。小児がんや脱毛症、交通事故などで髪を失った人たちへ支援される。
大地さんは小学校4年生の頃から髪を伸ばし始め、トレイルランや自転車、ボルタリング、合気道などのスポーツに熱中。長い髪が競技の邪魔になることもあったが日々、ヘアオイルの手入れは欠かさなかった。温泉の脱衣所では髪が長いため、女湯と間違われたこともあった。
旭さんは小学校の入学式から髪を伸ばし始めた。特に夏の暑い日に苦労したそうで、涼しげな短髪に憧れた。何度も髪を切ってしまいたい衝動にも駆られたという。それでも「病気の人や誰かのためになるなら」と意志を貫いた。
三人は美容室で断髪に臨み約50~70センチの髪を束にしてカット、それぞれ好みの髪型へ整えていった。髪を切った住子さんは「家族三人でのヘアドネーションがやっと実現した。また髪を伸ばして再チャレンジしたい」と意気込み、大地さんは「僕が直接医療に携わることはできませんが、髪を伸ばして寄付することで誰かの心のケアに繋がれば」と優しい思いを語った。旭さんは「頭がさっぱりして気持ちがいい」と話し、お互いの顔を見合わせていた。
切り取った髪は宮城県仙台市のNPO法人HERO「ヘアドネーション・プロジェクト」へ寄付する。
断髪式の様子


(編集部)
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。
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