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どうなる桐生市立小中再編【3】 相生・川内中学校区 川内小残す方向で集約か 相生は川内の意向尊重

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どうなる桐生市立小中再編【3】 相生・川内中学校区 川内小残す方向で集約か 相生は川内の意向尊重

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2026.01.26 
tags:市学校規模適正化中学校区検討委員会 桐生市, 桐生市 中学校, 桐生市 小学校, 桐生市教育委員会

相生・川内2中学校区の検討委代表が集まった昨年10月の地域協議会(桐生市教育センターで)

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 桐生市教育委員会が市立中学校区ごとに設けた地域代表による検討委員会で約2年間議論され、小中学校統合案の協議が進む市立小中学校再編。連載3回目は「相生・川内中学校区」の現状と課題を探る。川内中学校区は相生中学校区との小学校統合案を検討する一方、「地域に学校を残したい」として川内小を統合せずに残す選択肢も残している。相生中学校区は当初から、川内中学校区の意向を尊重する姿勢を貫いている。

 

 「相生・川内2中学校区」のエリアには小学校が相生小、天沼小、川内小の3校、中学校が相生中と川内中の2校ある。市教委が両中学校区検討委の議論を踏まえ、小中学校統合案を初めて示したのは昨年7月の第5回検討委。具体的な内容を見てみよう。

 小学校は、「1案」が2031年度に相生・川内・天沼の3小を1校に統合(場所は相生小)する。「2案」は28年度に相生・川内両小を統合(場所は相生小)し、34年度に統合校と天沼小を再統合(場所は相生小)する。

 以上二つの案は児童数減少の推計や検討委での議論などを踏まえ、市教委が示したものだが、川内中学校区検討委の要望で追加されたのが「3案」。川内小を統合せず現状維持とした上で、31年度に相生、天沼両小を統合(場所は相生小)するというものだ。

 中学校は、「1案」が28年度に相生、川内両中を統合(場所は相生中)する。市教委は当初この1案のみを提案していたが、相生中学校区検討委の要望で、統合時期を31年度に3年先送りする「2案」を追加している。

 両中学校区の検討委代表で話し合った昨年10月の地域協議会では、特に小学校統合案について両中学校区から多くの意見が出た。

 川内中学校区からは「子どもたちが大人数で勉強するのもいいが、川内の良い教育環境も捨てがたい」などと、どの統合案を選択すべきか決めかねているとの声が上がった。

 相生中学校区からも「相生は真っさらな状態。川内の皆さんが相生に来るとの結論を出した場合は歓迎したい」「小学校を残したいというのも良い選択」などと、川内中学校区を取り巻く状況に理解を示した。

 その後の昨年11月に開かれた第6回検討委では、両中学校区とも小中学校統合案について一定の方向性を打ち出した。

 川内中学校区は小学校統合案について「(同10月の)川内小保護者アンケートでは同小存続を望む声が過半数を占めた」として、川内小を統合せず残す3案で意見集約。中学校統合案は、31年度に相生、川内両中を統合する2案を推すことにした。

 相生中学校区は小学校統合案について「望ましい学級規模には3校同時統合が必要」とし、31年度に相生・川内・天沼3小を同時統合する1案を推す方向で意見集約した。

 ただ、川内中学校区が川内小を残す場合は「1案を押し付けるつもりはない」として相手の意向を尊重するとした。中学校統合案は川内中学校区と同じ2案を推すことにした。

 両中学校区の検討委代表が集まる次回地域協は、23日午後2時から桐生市教育センター5階501会議室で開催予定。川内小は統合せずに残るのか。相生、川内両中統合は進むのか。目が離せない会議になりそうだ。

※これまでの検討状況(各検討委の配布資料や議事録など)は市ホームページ「桐生市学校規模等適正化中学校区検討委員会」の欄で見ることができる。

メモ

 ▽桐生市立小中学校再編=市教委が24年1~2月、市内9中学校区(小中一貫校化した黒保根除く)ごとに設置した各検討委員会が進める。各中学校区の保護者代表や自治組織代表、小中学校長らが委員となり、約2年間にわたって協議している。

 昨年10月には各検討委が「中央・清流・境野・梅田4中学校区」「広沢・桜木2中学校区」「相生・川内2中学校区」「新里中学校区」の4グループごとにそれぞれ地域協議会(新里中学校区のみ小学校統合推進委員会)を立ち上げ、学校統合案を検討中だ。

 

 

桐生タイムス

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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