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どうなる桐生市立小中再編【4】 新里中学校区 3小早期統合どう実現? 新里北の複式学級化踏まえ

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どうなる桐生市立小中再編【4】 新里中学校区 3小早期統合どう実現? 新里北の複式学級化踏まえ

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2026.01.27 
tags:市学校規模適正化中学校区検討委員会 桐生市, 桐生市 中学校, 桐生市 小学校, 桐生市教育委員会

新里中学校区の地域代表らが集まり、昨年10月に開かれた新里地区小学校統合推進委員会(桐生市新里総合センター3階大会議室で)

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 桐生市教育委員会が市立中学校区ごとに設けた地域代表らによる検討会議で、約2年間議論されてきた市立小中学校再編。そこで示された小中学校統合案の協議が今月下旬以降の次回会議で大詰めを迎える。連載4回目は「新里中学校区」。新里北小の2027年度の複式学級化を見据え、新里地区3小学校の早期統合を模索する。ただ3小同時統合だと大規模で収容可能な施設がないため、2段階統合で三つの案が浮上。どの案にするか決めかねている。

 

 「新里中学校区」のエリアには、新里中央、新里東、新里北の3小学校がある。昨年7月の検討会議(新里地区小学校統合推進委員会)では、27年度の複式学級化が見込まれる新里北小に配慮し、3小学校の早期統合を目指すことを再確認している。

 市教委が今後の児童数減少推計などを踏まえて示した小学校統合案をおさらいしてみよう。

 「1案」は28年度に新里中央小と新里北小が統合(場所は新里中央小)し、34年度に統合校と新里東小が再統合(場所は新里東小)する。

 「2案」は28年度に新里東小と新里北小が統合(場所は新里東小)し、34年度に統合校と新里中央小が再統合(場所は新里東小)する。

 これら二つの案は市教委が昨年7月の検討会議で示したものだが、3小の早期統合を望む同会議での意見などを踏まえ、同10月の会議で新たに追加されたのが「3案」だ。

 「3案」は28年度に新里東小と新里北小が統合(場所は新里東小)するまでは2案と同じだが、2案よりも4年早い30年度に統合校と新里中央小が再統合(場所は新里東小)する。

 昨年10月の検討会議では「複式学級化や単学級(の学年が出ること)をできるだけ避けるため、最短で3校統合が実現する案がいい」などと3案を支持する意見が複数出た。

 しかし別の委員から「3案だと新里北小の子は(28、30年度と)2度も統合を経験することになる。環境の変化に対応できない子が出るのが心配」と懸念する声が上がった。

 「子どもは大人が思うより強い」などと3案を推す意見も複数出たが、「子どもたちのための統合。現場の声を尊重すべき」「早急な統合は避けたほうがいい」との慎重論も相次ぎ、意見集約には至らなかった。

 次回の検討会議は今月下旬から2月末にかけて開催予定。新里北、新里中央両小統合後に新里東小と再統合する1案か、新里北、新里東両小統合後に新里中央小と再統合する2案か。それとも両案より4年早く3校統合が実現する3案か。次回会議の議論に注目だ。

 これまでの検討状況(各検討委の配布資料や議事録など)は市ホームページ「桐生市学校規模等適正化中学校区検討委員会」(新里中学校区は24年1月~25年2月の4回)、「同新里地区小学校統合推進委員会」(25年7月と10月の2回)の欄で見ることができる。

 

※これまでの検討状況(各検討委の配布資料や議事録など)は市ホームページ「桐生市学校規模等適正化中学校区検討委員会」の欄で見ることができる。

メモ

 ▽桐生市立小中学校再編=市教委が24年1~2月、市内9中学校区(小中一貫校化した黒保根除く)ごとに設置した各検討委員会が進める。各中学校区の保護者代表や自治組織代表、小中学校長らが委員となり、約2年間にわたって協議している。

 昨年10月には各検討委が「中央・清流・境野・梅田4中学校区」「広沢・桜木2中学校区」「相生・川内2中学校区」「新里中学校区」の4グループごとにそれぞれ地域協議会(新里中学校区のみ小学校統合推進委員会)を立ち上げ、学校統合案を検討中だ。

­=連載おわり

 

桐生タイムス

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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