募金活動47年目、累計5000万円超える 樹徳高インターアクトクラブが歳末たすけあい募金 寄付金は地域見守り活動など福祉政策に
樹徳高校インターアクトクラブ(IAC、部員46人)は25日、「歳末たすけあい募金」活動で集めた浄財149万7781円を赤い羽根共同募金に納めた。
募金はIACが毎年12月に行っているもの。浄財は市共同募金委員会を通じて県共同募金会に納められ、桐生地域の高齢者見守り活動など福祉政策に活用される。今年も2日から24日までの間、ヤオコー相生店(同市相生町一丁目)、同境野店(同市境野町六丁目)や樹徳中・高校校門前で募金活動を実施し、期間中で延べ270人が参加した。
同校によると、今年の募金額は過去2番目に多い金額で、募金総額は5148万2733円。活動47年目で遂に累計5000万円を突破した。
寄贈式にはIACの2年生9人が桐生市総合福祉センターを訪れ、市共同募金委員会の髙松富雄会長(桐生市社会福祉協議会会長)に寄付金を手渡した。
髙松会長は「今年も皆さんと市民の方々の真心を届けていただいた」と感謝を述べた。参加した2年の藤井結来さんは「『今年もお願いね』と寄付をしてくださる方もいて、先輩方が活動を続けてくれたから今の自分たちの活動があると感じた」と話し、寄付金累計が5000万円を超えたことについて「生徒だけの活動では難しい金額。市民の方々の思いと、先輩方の47年の活動の積み重ねがあって成し得たこと。とても名誉に思います」と目を細めた。
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